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長い夜

帰宅すると、次男がすでに夕飯と入浴を終えていた。
それはいつものことなんだけど、いつもと違うのは、「10時になった。」と言うこと。

まだ、7時にもなっていないのに。

「あれぇ。。次男がいない。どこ行った?」と次男が言って寝室に引き上げてしまった。

なんでだよ。(゚∀゚)




ヘルパーステーションの連絡帳、作業所の連絡帳にも特別な記述はない。
穏やかに、落ち着いて生活できたようだ。

次男は、寝室でベッドに潜り込んでipad で遊んでいる様子。
部屋の灯りをつけて明るくしているし、ヌクヌクしているので、それで良いのだけど。


私が本を読んでいたら、次男は寝室から出てきてキッチンのシンクをタワシで洗って、また寝室に戻った。
寝室から「10時なった。」と私に言う。

”僕が片付けたから、シンクも磨いたから、お母さんも寝ろ。” と言う意味だ。
仕方がないので、化粧を落として、入浴して、寝室に引き上げた。
時計を見たら、まだ8:36だった。

長い夜が始まった。
イヤフォンを左耳に挿して音楽を聞きながら、右耳で次男の寝室の音を観察した。

幸い、次男は何事もなくipad で遊んだあとに眠ったようだった。
朝、5:00から洗濯したけれど、5:00は許容範囲だ。
3:00とか4:00から始めたら、制止するつもりだった。

なにが原因か、わからないけれど、次男にはこういうときがある。
長い夜だった。
私はベッドでヌクヌクしてエリック クラプトン を聴いて、それは幸せに生活できている範疇にいるけれど、朝、起きて顔を洗って鏡を覗いたら、目の下にクマができていた。

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しだれ梅
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テーマ : 自閉症
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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