fc2ブログ

重度の知的障がいの男性、コロナ感染 「診察されず死亡」遺族が訴え

次男はヘルパーステーションの職員でもあるので、頻繁にPCR検査を受けている。
次男は、ありがたいことに、ずっと陰性だ。

実家でも精一杯に気をつけて、感染予防している。
それが正解なのか、たまたま良い状況なのか、わからない。

次男が感染したら、どんなことになるのか。

私が想像していたことが、実際に起こっていたというニュースがあって、胸がつぶれた。


重度の知的障がいの男性、コロナ感染 「診察されず死亡」遺族が訴え
毎日新聞  2022/3/9  17:45

新型コロナウイルスに感染し、静岡市立静岡病院に搬送された重度の知的障がいのある男性(24)が十分な診察や治療をされずに自宅に帰され、4日後に死亡したことが9日、明らかになった。男性の遺族が毎日新聞に証言した。亡くなって3週間近くがたつが、静岡病院は遺族に「状況を確認中」と明確な説明をしていない。毎日新聞に対して「規約にないが、今、公表すべきでないと判断した」とし、取材に応じていない。【金子昇太】

 亡くなったのは、静岡市葵区の藤沢大眺(だいち)さん。2月12日夕に40度を超える高熱が出た。意識がもうろうとした様子で顔が真っ赤だったため、弟の雄偉(ゆうい)さん(23)が救急車を呼んで、静岡病院に搬送された。

 静岡病院に到着すると、PCR検査をして個室で待機。大眺さんが車椅子から落ちたり、床に頭を打ち付ける自傷行為をしたりしたため、雄偉さんは個室の扉をたたき、看護師を呼んだ。研修医から解熱剤を渡されたものの、特段の治療もなく、放置されて2時間が過ぎたころ、医者が雄偉さんに大眺さんの陽性を伝えたという。

 医者は療養のため、自宅に帰るように促した。血液中の酸素飽和度を測るパルスオキシメーターの数値が基準の範囲内だったことなどが主な理由だったという。パルスオキシメーターは数値が安定する前に指先から外すと、正確な数値が測れない。雄偉さんによると、大眺さんは測定中、看護師の面前で数秒で外してしまった。また、大眺さんは重度の知的障がいがあるため、医者や看護師に的確に自身の症状を訴えることができなかった。

 帰宅後は雄偉さんが付きっきりで看病した。「だーたん(大眺さんの愛称)、大丈夫だからね。きょう、治るとよいね」とベッドの隣に座り、頭をなでながら声をかけた。熱は上がり下がりを繰り返した。

 2月16日午前。「顔の血の気が急に引いていった」。大眺さんの様子に気づいた雄偉さんは、呼吸などを確認したが、反応がないため、慌てて119番通報した。自宅で救急車の到着を待つ間、必死で心臓マッサージを繰り返した。救急車で静岡病院のICU(集中治療室)に運ばれたが、その場で死亡が確認された。

 大眺さんは雄偉さんと父親の3人暮らし。大眺さんは、好きな音楽が聞こえると、手を振ったり、声を上げたりした。車が好きで、雄偉さんとよくドライブに出かけた。「笑顔がまぶしかった。どのような状況でも、兄のことを最優先にした」。最愛の兄の死に対し、「家に帰っても、兄がいない、声もしない。家全体が静か。兄の部屋に行くと、兄の笑顔や思い出がよみがえる。でも兄はもういない。言葉にできない」と涙目で語った。

 「最初に救急搬送された後、薬を渡されただけで放置された。診察をしてくれていたら、結果は変わっていたのでないか」。なぜ、なぜ、なぜ……。病院の対応への怒りが、雄偉さんの悲しみに追い打ちをかけている。「医療機関が今、どれだけ大変かは分かっているつもりだ。ただ、介護の世界で放置は虐待に等しい。命との向き合い方について、考え直してほしい」と訴えた。
スポンサーサイト



テーマ : 自閉症
ジャンル : 福祉・ボランティア

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR