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自立支援という名の法律 「福祉医療関係(11424)」

昨夜は、障害者自立支援法案についてのTVドキュメント番組を見た。
疲れていてハッキリしない頭でめまいを感じながら見た。

この法律は、日常生活に欠かせないヘルパーなどの支援に対し、その費用の1割を障害者自身に自己負担させる。
”食事やトイレ、入浴など生きていくうえで必要不可欠な支援に対しその対価を求めるという発想は世界にも例がない。”悪法。
その理不尽なことは、江戸時代の生類憐みの令と同じくらいだと思う。
番組では重度身体障害の方々にスポットを当てていた。
知的障害者は取り上げられなかった。
もちろん、知的障害のない身体障害者はインタビューに答えることが出来るのでそうなったのだろうが、声を上げることが出来ない知的障害者にも注目するべきであった。
”食事やトイレ、入浴など生きていくうえで必要不可欠な支援”というのはとてもわかりやす表現の仕方だが、
ひとりでは置いておけないというのは、知的障害者も同じだ。


本人になんとか通常の行動ができる能力があっても、ほんの少しいつも違うことが起こったとき、あるいは不意の出来事があったとき、ほとんどの知的障害者は無力に等しい。
言葉が上手く話せないがゆえに狙われることもある。
やたらに保護してほしいと願うわけではない。
知的障害者であっても一生の間、学び続ける、毎日の生活そのものが訓練であり、前進なのだ。
それには適切な手助けが必要なのだ。


それがない時、知的障害者の親、兄弟は、仕方がなくて、ヒヤヒヤ、ドキドキで毎日をやりすごしている。
自分の命より大事な子どもに井戸の縁を歩かせている気持ちがする。
番組では、知的障害者には触れられなかったが、まさしく、全障害者の自立を阻む法案だと思う。
そして世界で類を見ない悪法を成立させてしまったことに、与党と公明党はまったく恥を感じていない。
それを改革だと思っている。

彼らにそれを許してしまった我々、日本国民の人権意識って、民度って。
暗澹たる思いがする。
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Re:自立支援という名の法律(11/25)

私もこれを動画でみました。あの10月28日の委員会可決、同31日の本会議可決の時の悔しさを思い出しながら涙ダァダァ流しながらみていましたら、となりで息子に心配されてしまいました。

見られない地域の人でも、パソコンで見られるところがあります。
フリーダム21さん  http://freedom21.jp/" target="_blank">http://freedom21.jp/

Re[1]:自立支援という名の法律(11/25)

tarantini78さん
重ねて有難うございます。こんな法律を成立させてしまった国が常任理事国になりたいと運動するなんて。パジャマ姿で演説をブツようなことですよ。それをリッパま大学を出た先生方がわからないなんて。外圧に弱い日本。海外のメディアから大笑い、大糾弾されてほしいです。

動画でみました

知的障害者、身体障害者の支援者のなかから 立候補させないために 税金やその他の難題をふっかけて 資金力を削ごうとしてくる。と、思っています。力のある代議士になって この悪法を改正したい。
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Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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