自閉症オーラ と おばちゃんオーラ
バスを降りて、エレベーターに乗った。
駅の改札口は2階にあるから。
改札口に続くテラスを歩いていると、「あっちのエレベータ、壊れてるねん。」 と青年の声が聞こえた。
私の左側を青年があるいていた。
二十歳くらいか。
彼は、自閉症だ。
初めて会った青年だけど、わかった。
隠しようのない”自閉症オーラ”が見える。
「あっちのな、エレベーター、壊れてるねん。動かへんねん。」
少し知的障害もあるようだが、親が現実と向き合うことを拒否しているならば、療育手帳を持っていないかもしれないな。
「そうなんや。あっちのエレベーターは、壊れてるのか。」 と、私が相づちを打つと、青年は、「うん。」 と返事をして歩き去った。
満足したのか。
青年よ、君には”おばちゃんオーラ”が見えたのか。
このおばちゃんなら、話しかけても良いとわかったのか。
正解だよ。
他の人に、話しかけるなよ。
青年よ、また会おう。
----
次男は、帰宅途中に、誰かに話しかけない。
機嫌が良ければ、ひとりで、フン♪フン♪フン♪♪ と歌いながら歩いている。
なにか不安であれば、”助けて!”と言う代わりに、焦りながら独り言を繰り返しながら、帰路を急いでいる。
次男は、今、無事だろうか。
困っていないだろうか。
次男がアパートに帰れば、そこは、安全地帯だ。
ヘルパーさんが次男の様子を観察してくれる。
次男よ、早くピカピカのお家に帰りな。
駅の改札口は2階にあるから。
改札口に続くテラスを歩いていると、「あっちのエレベータ、壊れてるねん。」 と青年の声が聞こえた。
私の左側を青年があるいていた。
二十歳くらいか。
彼は、自閉症だ。
初めて会った青年だけど、わかった。
隠しようのない”自閉症オーラ”が見える。
「あっちのな、エレベーター、壊れてるねん。動かへんねん。」
少し知的障害もあるようだが、親が現実と向き合うことを拒否しているならば、療育手帳を持っていないかもしれないな。
「そうなんや。あっちのエレベーターは、壊れてるのか。」 と、私が相づちを打つと、青年は、「うん。」 と返事をして歩き去った。
満足したのか。
青年よ、君には”おばちゃんオーラ”が見えたのか。
このおばちゃんなら、話しかけても良いとわかったのか。
正解だよ。
他の人に、話しかけるなよ。
青年よ、また会おう。
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次男は、帰宅途中に、誰かに話しかけない。
機嫌が良ければ、ひとりで、フン♪フン♪フン♪♪ と歌いながら歩いている。
なにか不安であれば、”助けて!”と言う代わりに、焦りながら独り言を繰り返しながら、帰路を急いでいる。
次男は、今、無事だろうか。
困っていないだろうか。
次男がアパートに帰れば、そこは、安全地帯だ。
ヘルパーさんが次男の様子を観察してくれる。
次男よ、早くピカピカのお家に帰りな。
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