パスコード その2
今日も、日本人なのに、日本語が通じないことが多い上司との関わりにほとほと疲れ果てて、気持ちがガサガサになって帰宅した。
ただいま。。。。 と挨拶すると、次男が「おかえりなさい。」と玄関に来て買い物袋を受け取る。
牛乳と卵が入ってるよ。。。と伝える。
大丈夫。
次男は慎重に運ぶから。
次男のipad の上に、
「次男くん、ipad のパスコード を覚えていますか?
覚えてなかったら、このまま置いておいてね。
お母さんが夜に直すからね。」
と紙にメモを書いて置いていた。
さて、どうなったかな。
次男のipad 確かめてみた。
パスコード が設定されたままだ。

次男に、「次男くん、パスコード を覚えてる? ここに入れるパスコード。」 と訊いてみた。
次男は、「パスコード」 とオウム返しに答えて私の顔を見た。
「ああ、いいよ。大丈夫よ。お母さんが直すからね。」次男の顔を見て言った。(^-^)
次男くん、パスコードを記憶してなくて、残念でした。
でも、いいの。
次男が自分で ipad のパスコードを設定していて、しかもパスコード をちゃんと記憶していたら、次男は「重い知的障害をともなう自閉症」ではなくて、「アスペルガー」 じゃん。
「重い知的障害をともなう自閉症」でいいの。
次男は可愛いからなんでもいいの。
アハハ、親バカ。
着替えるまえに、次男の連絡帳を読む。
作業所のお弁当の請求書を確かめて、お代金を入れる封筒を用意した。
次男が先回りして自分のお財布からお札を出して待っている。ありがとう。(*^_^*)
私がお札を封筒に入れると、次男がセロテープを小さく切って待っている。
セロテープで封筒を閉じて、連絡帳にクリップで留めた。
夕飯に作ったマーボ茄子、美味しいな。上手にできました。
8:00 になって、次男の顔のマッサージ、手足にニベアを塗って、「おやすみなさい。」
次男くん、キレイなおじさんになろうね。
次男は自分の寝室に引き上げた。
さぁ、次男の ipad をリカバリーモードで復元しましょかね。
あ、いけね。次男が ipad を寝室に持って行っちゃったよ。
「次男くん、 ipad を お母さんに貸してみ。今夜は、お母さんの ipad と交換しよ。」。。。と、私の ipad を持って、ドアを開けたら、

ナニ!?

ナニ!?ナニ!?

ビックリして、腰が抜けた。(゚д゚)
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