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ブランチできる幸せ

次男にも思春期のイライラはあったと思います。
そのころの次男は、朝4:55に家を出てウォーキングに行っていました。

私が寝坊して、”カチャ!” という音で”ハッ!”と飛び起きたら、手遅れでした。
カチャ!! は、次男が着替えて玄関の鍵を開けた音でした。

次男の心境がどのようなものであったのか、次男は説明する言葉を持ちませんのでわかりません。

わかりませんが、なにかに追い立てられるような気持ちがしたのでしょうか。
追い立てられるような気がして、黙々とウォーキングしていたのではないかと思います。

冬期は、5時台は真っ暗です。
夜明けが、6:55とか、7:00 とか、ですから。
次男に蛍光加工してあるジャケットを着させていました。
時折、街灯を受けてボウッ と浮かぶ次男の後ろ姿を追いかけていた私は、不安でなりませんでした。

このまま、次男がどこかに駆けて行って、自宅に帰って来ないのではないか。消えてしまうのではないか。。。と思いました。
たまにすれ違う自動車やトラックの前に、次男が飛び出すのではないか。。。と、勝手に想像して、勝手にパニクって、叫びそうでした。
叫んでしまったら、ラクになれるかもしれない気持ちを飲み込んで、お城のお堀を一周して、自宅の玄関ドアを開けて、次男の運動靴があると ”次男は、ちゃんと帰ってきている。” ホッ としました。


今は、遠出をしない日は、遅く起きて、ウォーキングしてゆっくりシャワーして、洗濯して、朝ごはんではなくてブランチをしています。
ブランチできる幸せを噛み締めています。

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テーマ : 自閉症児の親
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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