揺れながら泣く青年
駅を出てバスターミナルへ着いた。
私が乗るバスは、2番だ。
時々一緒のバスに乗る青年がベンチに腰掛けていた。
彼は、知的障害がある自閉症だ。
訊かなくても私にはわかる。
彼が前後に体を揺らしながら泣いている。
声を殺して泣いている。
家を出る前になにかあったのか。
バス停にくるまでになにかあったのか。
これから行く作業所になにかあるのか。
それとも、過去のことがフラッシュバックしているのか。。。。。わからないけれど、彼は泣いている。
”どうしたの。” と声をかけたいけれど、しらないおばちゃんに声をかけられたら、パニクるだろう。
彼の”地雷”がどこにあるか、私は知らない。
彼の揺れる体と涙を見ながら、”次男は悲しくなっていないだろうか。”と思いながら、いっしょにバスを待つしかなかった
私が乗るバスは、2番だ。
時々一緒のバスに乗る青年がベンチに腰掛けていた。
彼は、知的障害がある自閉症だ。
訊かなくても私にはわかる。
彼が前後に体を揺らしながら泣いている。
声を殺して泣いている。
家を出る前になにかあったのか。
バス停にくるまでになにかあったのか。
これから行く作業所になにかあるのか。
それとも、過去のことがフラッシュバックしているのか。。。。。わからないけれど、彼は泣いている。
”どうしたの。” と声をかけたいけれど、しらないおばちゃんに声をかけられたら、パニクるだろう。
彼の”地雷”がどこにあるか、私は知らない。
彼の揺れる体と涙を見ながら、”次男は悲しくなっていないだろうか。”と思いながら、いっしょにバスを待つしかなかった
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