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創作

今日の「仲間つくり教室」のプログラムは、「創作」でした。
初めて取り組むもので、「スクラッチ画」でした。

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先生方が、4種類のひっかき道具を用意してくださっていました。

ワリバシを削ったもの。
竹ひご
アイスバーの棒
爪楊枝を3本束ねたもの。

受講生全員分の、これだけの下準備のための時間とお手数は、いったいどれほどのものでしょう。
気が遠くなります。
先生方は、支援学校での業務をこなした上でのことです。
ありがとうございました。

それぞれのひっかき道具のひっかき具合を小さいサイズのスクラッチ用紙で試してから、大きいサイズの紙に取りかかりました。
「さぁ、好きなように描いてください。」と先生が言われました。

”ああ、困った。(´・_・`)”  
次男は、”何をしてもいいよ。。。” と言われると、何をしたら良いのか、わからない。

スクラッチ用紙は、漆黒の表面の下に鮮やかな色が隠されている。
”ああ、グッピーだ。”
グッピーの鮮やかなイメージと重なった。

スマホでグッピーの画像を探して次男に見せてみた。
次男はスマホをスクロールして好きな画像を選んだ。

次男は、スクラッチ用紙の真ん中にデブッチョのグッピーを描いた。
尾に細かい模様をたくさん描き込んだ。
他の受講生は、花火を描いている人が多かったようだ。

取りかかる前に、先生が描いたお手本を何枚か見せてくださった。
その中に、花火の風景があって、とても美しかったので、受講生も花火が描きたくなったのだろう。

先生方が、受講生の作業を見て回ります。
次男にも声をかけて下さった。

「海の中には何がいる?」

「あ、これなに?」と訊かれるたびに、次男は、「ウニ」「イソギンチャク」等々と答えた。
スクラッチ用紙のなかがどんどん賑やかになっていく。

グッピーは、熱帯性淡水魚だから、ウニやイソギンチャクとは一緒にいないけれど、まぁ。。いいじゃん。
イカ、タコ、サメ、クラゲ、ワカメ、ヒトデ、マンボウ、貝、賑やかで楽しくなっていく。


先生方、ありがとうございました。

これは、「エッフェル塔の花火」の下絵があるもの

blog-5.jpeg

下絵があると、それなりに、安心して取りかかることができるようです。
出来上がり図が予想できるからでしょうか。
きっと美しく出来上がるでしょう。

仕事のように熱心に取り組みます。

でも、次男のオリジナルの稚拙な絵も、おもしろくて良いですよ。
じーーーと、考えて、描いて、じーーーと、考えて、描いて。。。。
なにしろ、次男が嬉しそうです。

スクラッチ画に初めて取り組んで新鮮でした。
いや、ずっと以前、小学校の図工の授業で、画用紙にクレヨンで好きな色を塗って、その上を黒いクレヨンで塗りつぶして、スクラッチして絵を描いたことがありました。
それは、それで楽しかったけれど、スクラッチ用紙を作るまでの準備の時間がたいへんだった。
手も、机の周りも、クレヨンですごく汚れた。
次男達が「仲間つくり教室」で、画用紙とクレヨンからスクラッチ用紙をつくる時間はないし、会場を汚すわけにはいかない。
私は、スクラッチ用紙が市販されていることを知らなかった。
こういう教材や素材についての情報は、先生方に届き易いのだろう。

先生方、ありがとうございました。

もしも、親が得られる知恵や情報だけで、囲い込んでしまっていたら、次男はきっと退屈してしまっただろう。
鬱々としていたかもしれない。
たくさんの場面で、たくさんの人の知恵、力を得ることができて、本当にありがたいです。

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テーマ : 自閉症
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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