韓国映画「マラソン」 「障害児の親として(10946)」
94年『フォレスト・ガンプ/一期一会』
01年『I am Sam アイ・アム・サム』
そして、2005年
昨日、韓国映画「マラソン」のDVDを借りてきた。
さぁ、泣きましょうかね
と覚悟してPCでDVDを見た。
たぶん初めて韓国映画を見た。
マラソン
ママの気持ちはよくわかる。
弟君の淋しさも逃げ出したパパ の気持ちも。
あのパパは逃げ出しても息子達を気にかけている。
罪悪感も感じている。
母と子の合言葉
「チョウォンの足は?」「100万ドルの足」
「スタイルは?」「抜群!」
もはやチョウォンはチョコパイにつられて走るのではない。
チョウォンは新しい扉を開けた。
走ることが好きなのは良いことだ。
でも走ることがチョウォンの価値の証明ではないのは明らか。
チョウォンが好きな”走ること”がチョウォンと人との関わりのツールになったことが素晴しいのだ。
私と次男にも合言葉がある。
「次男君はどんな子」「大事な子」
次男は知的障害をともなう自閉症であると覚悟を決めた時、手に入る限りの情報を集めた。
その絶望的なこと。
せめて知的障害だけならと嘆いた。
子どもが自分より早く死ぬことを願わなくてはならないのか。
映画の中で、チョウォンのママは新聞記者に「望みは?」と訊かれて、「息子が私より一日早く死ぬこと」と答えた。
いや、そんなはずはない。
親が先に死ななくてはならないのなら、先に死んでも良いようにすれば良いと思った。
次男を世間から隠すまい。
世間を次男の方に呼び寄せようと思った。
次男一人ではとても幸せには暮らせないから、次男の周囲ごと楽しく過ごせるようにしたかった。
次男を応援してくれる人をたくさん作りたかった。
見つけたかった。
決して、親は障害のある子を抱え込んではならないと思う。
お互いに依存して最小単位に縮こまるのはごめんだ。
つねに新しい風が入るようにしようと思った。
成功したと思う。これからも、成功させたい。
ヒョンジンさんとお母さんの明るい笑顔を見てください。
勇気が湧いてきますね。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/01/17/20050117000073.html
11月3日 広島平和マラソン10キロの部
『マラソン』原作手記「走れ!ヒョンジン」

蓮池薫さんの翻訳によりついに発売。これは主人公のモデルとなったヒョンジンくんのお母さんパク・ミギョンさんによる手記で、彼の幼年時代からトライアスロン選手になるまでを書き記した育児日記でありかつ真実の記録です。(ランダムハウス講談社より発売)
■定価¥1,470(税込)
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読んでました
一人で泣いていました。ちょこっと読んでは泣き、またちょこっと読んでは泣いていました。「いっしょやなー。」共感する所がいっぱいあるのでしょう、いまだに
読ませてもらっていません。
Re:読んでました(11/20)
本当に、同じだナァって思うところがたくさんありますね。
Re:韓国映画「マラソン」(11/20)
私に障害児がいるなんて誰も疑わないんだよな~みんな私がのんきな奥様だと思っている。
でもやっぱり子供は心配で「子供より1日だけ長生きしたい」と思います。
のんきすぎる私。少し頑張らないと!
Re[1]:韓国映画「マラソン」(11/20)
うらやましいですよ。
それくらいがいいですよ~~