グーグルのトップページに人権活動家コレマツ氏
子に障害があれば、なおのこと。
平凡な毎日を送っていても、それなりに苦しいことがたくさんあるけれど。
それでも、やっぱり、私たちは恵まれている。
ありがたい。
がんばれ、私。
アメリカのIT大手グーグルのトップページに日替わりで表示されるデザインに30日、日系人の強制収容をめぐる著名な人権活動家、故フレッド・コレマツ氏が登場しました。トランプ氏の大統領令への強い反対を示したかたちです。

グーグルのトップページに描かれたコレマツ氏は、強制収容所を示すバラックや隔離された多くの人々とともに、日米の友好の証であるワシントンの桜の木にも取り囲まれています。そして胸元には、クリントン大統領に授与された文民としては最高位の「大統領自由勲章」が輝いています。
コレマツ氏は、第二次世界大戦中の日系人の強制収容が違憲であるとして、最高裁まで争った著名な人権活動家で、グーグルが本社を置くカリフォルニア州など数州は、誕生日の1月30日を、憲法に基づく市民の自由と権利の重要性を再認識する、「フレッド・コレマツの日」に制定しています。
ロイター通信は、グーグルには、一部のイスラム国家からの入国を厳しく制限する大統領令の対象となる従業員が100人以上いると伝えていますが、グーグルはツイッターで、「何かがおかしいと感じたら、声を上げることを恐れてはならない」というコレマツ氏の言葉を引用し、トランプ氏の政策への強い反対姿勢を表明しています。(31日08:39)
Fred Korematsu's 98th Birthday