ワンマンショー

今朝、私はベッドの中にいた。
暖かくて、きもちよい。
目は覚めたけど、ベッドから出たくない。
次男の目覚ましアラームが鳴っているのが聞こえた。

え!?なんで!?

次男の目覚ましアラームは、鳴ることがない。。。と思っていた。
壊れているわけではなくて、たぶん、次男がアラームが鳴る前に目を覚ましているのか、鳴った瞬間に止めているのだと思う。
それが、今朝は鳴っている。

なんでだ!!

跳び起きて次男の寝室に行ってみた。
次男がいない。
ipadと、iphone 4G のアラームを止めてから居間に行ったら、居間にも次男がいない。

どこ!?

トイレから次男の声が聞こえた。

ああ、トイレね。
近づいてみた。


「フック!待て!待つんだ!!」

え!?

次男はトイレの中で、ピーターパンになっているようだった。
ちょっと助詞がおかしいけれど、けっこうな長セリフを感情いっぱいに叫んでいる。
楽しそうだ。

2017-1-16-1





次男くん、こんなに上手に”独り芝居”ができるのに、どうして会話ができないのだろう。
会話だけではなくて、言語指示が通らないことも多い。
物を指し示して指示するとよく理解できるのに、言葉だけで指示すると、チンプンカンプンだったりする。

不思議だなぁ。。自閉症。

ごめんよ。
なんで普通くらいの能力を授からなかったのか。
何がいけなかったのか。
何もリスクはなかったのに、どうしてか、次男には障害がある。


しばらく次男のワンマンショーを聴いていたら、私はトイレを使いたくなってしまった。
ドア越しに、驚かせないように、つとめて優しい声で、「次男くん、お母さん、トイレを使いたいです。」と言ってみたら、次男が大慌てで飛び出してきた。

ごめん、次男くん。
聞かれたくなかったのかなぁ。

トイレの狭さが、ちょうどよい狭さで、気持ちよくピーターパンにナリキルことができたのだろうか。
次男は、どれくらいの時間、ワンマンショーをしていたのだろうか。

ごめんね。(ノ_<)
じゃましてごめんね。

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テーマ : 自閉症
ジャンル : 福祉・ボランティア

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Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

どちらの言葉も、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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