ライオン
公益財団法人 大阪特別支援教育振興会
革細工で「ペン立て」を作りました。
先生方のご指導と、教室が始まる前までの準備のおかげで、受講者はみんな気持ちよく”できた!!”という気持ちになりました。
意気揚々とお家に帰ったと思います。
ありがとうございました。








次男のペン立ては、「ネコ」を作ってるのかな???と思ったら、「ライオン」 ですって。
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訃報
次男よりずっと若い受講生の訃報があった。
たぶん、2,3年前に成人式を迎えたばかりの青年だ。
何ヶ月か、入院加療されて亡くなったそうだ。
若いだけに進行が早かったのだろう。
健康で、リズム感のよい陽気な青年だった。
青年は会話にも不自由がなくて、誰とでも如才なく受け答えをしていた。
彼くらいの能力ならば、さぞかし生き易いことだろうと見えた。
本人と親が望めば、支援学校でなくても、底辺校ならば入学できたことだろう。
闘病の間、彼はご両親と何を話したのだろうか。
たいていの人にとって、障害を持って生まれたことは本人や親の知らぬところで決められた運命だ。
妊娠、出産の前からリスクがある出生はほとんどない。
子を遺して親が先に逝くことを思えば、親は子の生活が成り立つように、身辺自立をさせようとする。
わずかでも就労収入が得られるように、懸命に療育する。
不摂生な生活はさせない。
障害者であることは変えようがなくても、指導員さんに、介護者に、気持ちよく助けてもらえる障害者になってほしいと思う。
そんな20余年間が、たった何ヶ月間でこぼれ落ちていったのか。
神様か、仏様か、知らないが、そういうことをなさるわけが、わからん。
私達の明日も見えない。
見えてもきっとどうしようもないことがたくさんあるに違いない。
歯が立たないことがたくさんありすぎて、投げ出したくなるけれど、決して投げ出すものかと思う。
コメントの投稿
素敵ですね。
色使いなんかも、私大好きです。
きっと、ものすごく楽しそうに作っているのが、作品にでてるんでしょうね〜。
Re: 素敵ですね。
> 色使いなんかも、私大好きです。
> きっと、ものすごく楽しそうに作っているのが、作品にでてるんでしょうね〜。
先生方がすべてを準備して下さっているので、毎回、受講生達は気持ちよく作業しています。ありがたいです。準備が作品出来の90%くらいを決めていると思います。受講生は、そうとは思わないで、”上手に出来たなぁ。。僕って、私って、上手だよ。”と感じてルンルンの様子です。