重度障害生徒に教諭が体罰、別の生徒にも暴言か 大阪府立支援学校
この支援学校は、次男の母校です。
高等部に入学しました。
次男が入学してから、「こんなに行き届いた教育をしてもらえるとわかっていたら、中学部から入学させたかった。」と思った学校でした。
次男はとてもラッキーでした。
今は通学区域が変わっているようで、今なら次男は入学できません。
次男たちが卒業して、何年後かに移転して、広い敷地、広い校舎になっているはずです。
次男が通学していた学校とは同じ建物では無いので、次男が混乱するかもしれないので、移転後は、同窓会に参加させていません。
それでも、きっと良い学校であると思っていました。
なんでこんなことが起こったのか。
大阪府立難波支援学校(大阪市浪速区)で、男性教諭が重度の知的障害がある高等部1年の男子生徒(16)に体罰を行い、生徒が「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」の疑いがあると診断されていたことが20日、関係者への取材で分かった。同校は21日に保護者説明会を開くとともに、全校生徒を対象に調査する方針。
関係者によると、男子生徒は4月以降、担任の男性教諭から手をたたかれたり、体を振り回されたりするなどの暴力を受けていた。また、一人で食事をするのが困難にもかかわらず、教諭から「給食を自分で食べろ。茶も自分で飲め」などとも言われていたという。
男子生徒は障害の影響で会話もできない状態。同級生が携帯電話の無料通信アプリ「LINE(ライン)」で教諭の行為について友人と相談しているのを同級生の保護者が見つけ、発覚した。男子生徒の両親は「息子は被害を訴えることもできず、ずっと悔しい思いをしてきた。許されない行為」としており、大阪府警に被害を相談している。
ほかにも同じ教諭から「投げ飛ばすよ」「泣かすぞ。腹立つ」などの暴言を受けたと訴えている生徒がいるという。同校は産経新聞の取材に「事実関係を調査中」としている。
こに教諭は、ずっと支援学校に勤務していたのだろうか。
4月に移動してきたのだろうか。
この教諭は、完全に生徒をナメテいたのだ。
当時、学校のことを次男から聞き出すことができなかったので、参観日や行事があるときに、同級生に次男の学校での様子を訊きました。
「次男くん、掃除のときに、重たい机をいくつも、いくつも運んでくれるねん。おばちゃん、褒めてあげてな。」
と、言ってくれたのは、ダウン症の女子生徒でした。
「次男くん、すごいで、なんでもわかってるねん。」
と、言ってくれたのは、どこに障害があるのか、わからない男子生徒でした。
キミ、ちょっとヨイショし過ぎやで。。。おばちゃんに気を遣うなよ。。。と思った。
みんな、自分に障害があることを知っていたと思う。
自分には、理解できないことがたくさんあるとわかっていたと思う。
それでも就職を目指していた。
きっと就職できると思っていたと思う。
次男のクラスの中で会話ができないのは、次男だけだった。
今の支援学校のクラスの構成はわからないけれど、記事にあるとおり、「教諭の暴力について、LINEで相談する同級生たち」がいても、ちっとも不思議ではありません
「LINEする子」がいて当然です。
でも、教諭が怖くて、同級生同士で、”どうしよう。どうしよう。”と相談するばかりだったのでしょう。
よくぞ、同級生の保護者が見つけてくださった。
見つけてもらえて、よかったです。
この教諭は、生徒たちを侮っていたのだ。
保護者に知られてしまうとは思ってなかったのだろう。
他のニュースでは、繰り返し、生徒を投げ飛ばしていたと報道されている。
投げ飛ばして、叩いて、振り回して、昼食を食べさせないで。。。。。完全に犯罪だ。
犯罪ですよ!!!先生!!!
暴力を受けていた本人は、怖いし、痛いし、親に訴える言葉を持たないし、逃げることもできないとわかっていて、つらすぎる。
PTSDになるのは、当たり前だ。
保護者の無念、悔しさ、悲しさを思うと、もう、もう、どう言ったらよいのか。
言葉がない。
私にとっては、人ごとの痛みではない。