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ハンコだけじゃないっちゅうのに 「障害児の親として(10946)」

友人のぐリンさんのブログ
兄ちゃん



昨夜、長男とふたりで遅い夕食を食べた。
次男は既に眠っていた。
今晩の夕食は、イクラ丼とおすまし。
私はオオバ(シソ)をたくさん千切りにしてイクラとともにご飯に乗っけた。
美味しいです。日本人ですね~~。

食事の後、ふたりでTVドラマを見た。
ずるい兄が兄を慕う弟に死体を地下に埋めさせて殺人の罪をきせた。
科学捜査班が弟の無実を証明しようとするが、できない。
弟は絶望して留置場で自殺して事切れた。

そのまま黙っていられなくて長男に、「次男君は就職するし、将来はグループ・ホームに入所するからお兄ちゃんにお金の負担はかけないよ。でもね、週末は帰ってくるよ。お母さんは死んだ後は、いろいろな時に相談にのってやってね。」と頼んだ。
たぶん初めて頼んだと思う。

長男は、「お母さんが死んだら~~?」
「そう、お母さんが死んだら」

しばらく沈黙がつづく。

「ハイハイ。ハンコを押せばいいんでしょ。」
私「押すだけでなくて、それが正しいかどうか考えるんだよ。」
「わかってるよ~~」

お兄ちゃん、本当にわかっとるのか。
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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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