黄色い壁紙

まったくもって、村上春樹の良さがわからない。
たくさんの人達が、”素晴らしい”と言うので、私も”素晴らしさ”を味わってみたいと思うのだけれど、とりつく島も立つ瀬も無いくらいに理解できない。
悲しいことだ。


きっと私には、村上春樹に共感する”酵素”が存在しないのだわ。


お酒が強い人は、摂取したアルコールを分解する酵素を生成する能力が高いそうだ。
下戸の人は、アルコールを分解する酵素を生成する能力が備わっていないらしい。
それは本人の努力でなんとかなる範囲の問題ではない。


私が村上春樹作品を読めないのは、それと同じレベルかな。
私の努力が足りないからではないのだ。


それなのに、村上春樹作品の解説文で紹介されている。
キャサリン・マンスフィールドの 「ドールハウス」 に胸を打ち抜かれた。
体を二つに折ってこらえたけれど、涙がほろほろとこぼれ落ちた。
あまりに切ない。
いじらしい。

そして残酷だ。
血は流れないけれど、残酷だ。

シャーロット・パーキンス・ギルマン(Charlotte Perkins Gilman) 「黄色い壁紙」 に怖じ気ついた。
私も気を失いそう。


そして、当然のこととして、
村上春樹が深く私淑し、短編小説の名手と謳われるレイモンド・カーヴァーがまったくわからない。
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テーマ : 自閉症児の親
ジャンル : 福祉・ボランティア

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Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

どちらの言葉も、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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