マラソンランナーと一緒に(?)走った

次男は、「仲間つくり教室」を受講してゴキゲンの様子。
自宅に最寄りの駅に着いてから分かれた。

分かれたと言うより、足の速い次男に置いていかれたのだ。
私は足が短い。
イマドキの青年の次男は手足が長い。
フン!(`o´)






私は自分のペースで歩道を歩いていると、あれ!?
車道をランナーが走っていく。
なんで???




しまった!!
今日は、国際マラソンだった。
ハーフマラソンもある。
駆けだして、次男の背中を探した。


遠くに次男の背中が、ボーゼンとしているように見えた。
朝、次男と私が渡った交差点が交通止めになってる。

次男くん、待って!
そこで待ってて!
大丈夫だよ!!

次男が右方向に駆けだした。
道路沿いにバリケードが設置されていて、右方向にしか行けないのだ。

待って!
次男くん、待って!!
一緒に行こう!!

次男には聞こえない。
タッタッタッタ!! 次男が走って行く。

次男は横断歩道を探しているのだ。
でも、でも、どこの横断歩道も渡れないかも。

お家がどんどん遠くなる。
次男は不安になっているかも。
お家がどんどん遠くなるのだから。

もしも、次男がバリケードを越えて車道を横断したら、ランナーと接触してしまうかも。
駅伝で、見物人が連れてきていた飼い犬が車道に飛び出してランナーと接触してランナーが転倒した。。。。という記事を読んだ。

そんなこと!
そんなこと!
そんなことが起こらないように、次男に追いつかなくちゃ!

走る!走る!走る!
次男の背中を追いかけて、走る!
ガンバル!!

次の交差点もバリケードが設置してあって横断できない。


見物人がジャマ!!
ごめんなさい!!ごめんなさい!!
叫びながら、走る!!

次男、バリケードを乗り越えないでよ!
乗り越えないでよ!!
汗が噴き出して、背中がズクズクする。


次男が歩道橋まで走って階段を登っていくのが見えた。
ああ、もう大丈夫。
歩道橋を渡ってしまったら、ランナーが走るコースを横断する必要がない。
私はヘナヘナと座り込んだ。
もう、今日は、使い物になりませんわ。

しばらくすると、ランナーが走る車道の向こうの歩道を次男がタッタッタッッタ!と走って行くのが見えた。
大勢の見物人の間からチラッ!チラッ!と見えた。

障害者の親は、体力勝負です。

ハーフマラソンのランナーさん達。
カラフルです。

2016-1-31-5

2016-1-31-6

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テーマ : 自閉症
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

どちらの言葉も、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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