施設見学~進路委員会より 「障害児の親として(10946)」
委員の方々には本当に感謝している。
貴重な情報源だ。
でも、私は見学会に参加できない。
見学会は平日だから、仕事を休むことが出来なければ参加できない。
学校行事も平日だからなんとか会社に交渉して休ませてもらっているので、施設見学のために欠勤することが出来ないのだ。
幸い次男は進路が既に決まっているのでそれでも良いのだが、他の母子家庭ではどんなに困っていることだろう。
障害があり母子家庭でもあるというハンデに難儀している家庭は相当に多いと思う。
プリントより抜粋
施設見学の報告
大手英会話学校の特例子会社
業務:1、大手英会話学校内の清掃
2、授業に使うテレビ電話の入出庫管理
3、外国人講師社宅の入居者入れ替え時のハウスクリーニング
*私のなかでは、この大手英会話学校のイメージがかわりました。
ある程度成功したら、こういう特例子会社を作ることをどの会社も考えてほしいですね。
施設見学希望者の募集
総合型ブループホーム
小規模通所授産施設も運営されている。
見学したいけれど、もちろん平日なのであきらめる。
同じく施設見学について書かれているブログの記事が私の胸を締め付けた
~抜粋~
職員はこう結んだ。
「入所施設にしても、グループホームにしても、
彼らはお盆やお正月などには親元に帰ることを楽しみにしている。
親が亡きあとは兄弟の元に帰ることになる。
彼らは血のつながりをとても大切に思っている。
兄弟には経済的な世話にならないが、彼らとの精神的なつながりを大事にしてほしい。
だからこそ、ここにいるお母さんたちには家族関係をしっかり築いていってほしい」と。
離婚以来、長男も次男も父親とは絶縁している。
こちらから連絡をとらないし、あちらからもない。
私の親族は、次男に障害があること、私が離婚したことを親戚、縁者に他言するなと言う。
”彼らは血のつながりをとても大切に思っている。”
という一文が私の胸に突き刺さる。
息子達は、父親、祖父母という言葉に実感がない。
叔父、従兄弟という意味も知らない。
いろいろなものを切り捨ててこそ手に入れることが出来たラッキーもあるので仕方がないとは思うが、理不尽である。
次男にはなんの罪もない。
私は出産においてなにかリスクを犯したわけではない。
遺伝的リスクも背負っていない。
私に起こることなら他の誰に起こっても不思議ではない。
次男を授かってよかったと思う。
次男は私を選んで生まれてきたのだと思う。
もし次男が障害のない子であったなら、そして次男の子に障害があったなら、私は私が言われた言葉と同じ言葉を吐いていたのだと思う。
次男は私にとって運命の子なのだ。
母子家庭枠の公共住宅など何年待っても当選しないと言われる都会にあって、実家の財産のひとつである住居に住まわせてもらえることに感謝しよう。
言わば口止め料なのだが、私達の住むマンションは家賃を払うとすれば、私の給料よりも高額になる。
息子達が独立できるまでは、この住居が必要なのだ。
その時までは、飲み込めない物を飲み込むんだ。
私達はシブトクあらねばならない。
たくさんの人達に助けてもらえることに感謝しよう。
困った、どうしよう、と青ざめた時、必ず誰かが助けてくれる。
次男には、なにか星のようなものがあると感じている。
その光に長男も私も導かれているように思うときがある。
どうか、いつまでも次男を照らしてほしい。
コメントの投稿
福分多き次男さんですよ。
天に向かって叫ぶ。何ゆえ、次から次と 試練を与えるんだ!家族の頑張りも 経済も ・・口になるから 止めます。でも、本当に 障害を持った子、人って いい笑顔をするんですよ。その笑顔のために頑張ります。
Re:福分多き次男さんですよ。(11/15)
1963年、曲名「浪曲子守唄」歌手一節太郎
♪♪に~~げたぁ ○○にぁ~ 未練はないぃがぁ~~♪