杉本 章子- 東京新大橋雨中図

気にかけていることがあって、忘れないでずっと記憶の角に置いていると、ある日何かと繋がって、”ああ!ここで繋がったのか!”と膝を打つことがある。

1988年出版の単行本。
帯もついていて、誰かに読んでもらったことがないままに、古本屋の108円の棚にやってきたようだ。



東京新大橋雨中図 – 1988/11

2015-11-2-2

文明開化の光と影を描いて一世を風靡した“光線画”の異才・小林清親―その苦闘の軌跡と幕末から明治の激動に翻弄される人々の哀歓を浮き彫りにする渾身の長篇力作。



小林清親

2015-11-2-5


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2015-11-2-7






小林清親。。小林清親。。小林清親。。小林清親!!

これだ!繋がった!!

YASUJI東京1988/7
杉浦 日向子
データ

井上安治、風景画家。元治元年、浅草生れ。十四歳の時、 小林清親  に入門。明治二十二年没。二十五歳。安治は東京に何を見たのだろうか。明治の東京と昭和の東京を自在に往き来しつつ、夭折の画家井上安治の見た風景を追い、清親との不思議な師弟関係を描く静謐な世界。他に単行本未収録作品を併録。



2015-11-2-1



なんというか、点と点が繋がったのだ。
シュッと音を立てて、くっきりとした線がふたつの点の間に走ったように感じた。


基本的には紙の本が好きなのだけれど、紙の本ではどうしても見ることができないものが、電子書籍なら見ることができる。
著作権切れ画集。
ああ、嬉しい。

2015-11-2-4

1889年に亡くなった弟子となる井上安治、1915年に亡くなった師となる小林清親による、明治10年発行の人気の著作権切れ画集「東京名所」の全10巻100画を一つにまとめたお得版。
さらに今回大幅改訂しました。
調べたところ著者として小林清親の名前が入っているものの、ほとんどが(総て?)井上安治の作であることがわかりました。清親の名は弟子である少年・安治の後見人的な立場で入っているだけのようです。
今回は国会図書館の近代ライブラリーより小林清親の画帳「清親畫帖」、「武蔵百計」、井上安治の「井上深景 東京名所」から二人の作品を大幅追加。
小林清親80作品
井上安治115作品となり再リリースとなります。
前回版では小林清親作品を楽しみにしていた方に、本当に失礼いたしました。
前回の版を購入された方はAmazonサポートより改訂版再ダウンロードの申請をお願いします。無料にて再ダウンロード出来ます。

国会図書館で公開されていますが、コントラストを挙げ色調豊かにした修正版です。絵にかからない部分のゴミや汚れも目立つ者は修正しました(絵の中にかかる部分は修正していません)。

またすべての画が横長の画のため、電子書籍も横書籍固定となっています。
無料サンプルで試し、気に入ったらどうぞ!







メモ

起き姫  口入れ屋のおんな(オキヒメ クチイレヤノオンナ)-2015/1/10

杉本章子

店からの離縁を機に口入れ屋の女主人へ!
名手が描く江戸の人情模様――。
もつれにもつれた夫との離縁話の原因は、そもそも二人に子供ができないことだった。大店の金物問屋「金長」に望まれて嫁いだおこうだが、夫・富之助はあろうことか浮気相手である別家の娘・おけいとの間に男児まで生す。別嬪だが滅法気の強いおけいは、赤ん坊を連れて家へまで乗り込み、挙句、おこうは婚家を離れる決心をした。
しかし、水菓子問屋の実家に戻ってもおこうに安息は訪れない。兄は裏で年上女房が指図したのか商い拡張のため、亡き父がおこうのためにかつて用意した200両の持参金――離縁によって独り身のおこうの手元に戻った命金を貸せと迫る。貸したら最後、きっとその金は戻らない。揉め事にほとほと嫌気がさした時、思い出されるのは自分を可愛がってくれた元乳母のおとわのことだった。
13歳で別れたおとわの行方を捜そうと父の代の店を支えた番頭を訪ねると、おとわは奉公人の周旋や仲介などをする口入れ屋「三春屋」を開いているという。同時におこうが先代の旦那、つまり自分の父との男女の仲だった過去を聞かされて戸惑うが、正月、おこうはおとわに会いにゆく。十余年ぶりに会うおとわは、病で寝込んでいた。聞くところによると年末にだいぶ血を吐いたのだという。そこでおこうは相談を持ちかけた。
「ねえ、あたしを三春屋で雇ってくださいな。お願いします」
雇い人と奉公人の仲立ちをして話をまとめるのが口入れ屋の稼業、人様と人様の縁を結ぶものだといっても、時にはお妾の周旋をすることもあるこの仕事は、お嬢様育ちにはとても無理だとおとわは断るが、「小さいときから弱虫のくせせいて強情っぱり。言い出したら後へは退かない」のに根負けし、おこう三春屋に落ち着いた。
一年半後おとわは逝くが、おこうは三春屋の女あるじとして、己の美貌を武器にせず女中奉公を希望するお島(「夕すずめ」)、生き別れの息子と再会したおはま(「去年今年」)、妾奉公を希望するお雪(「夜長月の闇」)らの縁を結ぶうちに、自らにも思いがけない縁を受け入れることに……時に温かく、時に冷酷な江戸の人生模様を、名手・杉本章子が切り取った傑作時代小説!


『口入れ屋の女』
『夕すずめ』
『去年今年』
『かりそめ』
『夜長月の闇』
『春のとなり』
『満ち潮』



2015-11-2-4-1

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テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

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Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

どちらの言葉も、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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