土佐堀通り

NHKの朝の連続ドラマ「あさが来た」の主人公のモデルとなっている「広岡浅子の生涯」展を見に行きました。
国立国際美術館から歩いていける距離にある大同生命大阪本社ビルの2階メモリアルホールで催されています。
無料です。

大同生命大阪本社ビルが建っているのは、ドラマの加野屋のモデルの加島屋があったそのままの場所だそうです。
土佐堀川を挟んでフェスティバルホールの向かい側です。
今も昔も一等地です。

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新撰組(新選組)借用書も展示してありました。
達筆で読めませんが、近藤勇、土方歳三。。。だけ読めました。
本人が書いたのでしょうか。
それはわからないけれど、当時の人はみんなこんなに達筆だったのでしょうか。
すごいなぁ。。

とても興味深いパネルがありました。

加島屋における奉公人のルール

加島屋が1803年(享和3年)に定めたとされる店方定書に、
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勤務を怠けぬこと。

毎朝掃除が終われば席順に座ること。

幼い奉公人はよくしつけ、決して叩かぬこと。

足袋は4月1日はから9月8日まで使用せぬこと。

贅沢な小物は持たぬこと。

病気の時は薬を与え好きなものを与える。

月に3度は、簡単な肴を付け酒盛りする。

店が暇なときは、午後から碁、将棋を許す。

私用外出は、月に3回までとする。


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と、あるそうです。
1803年に、「幼い奉公人はよくしつけ、決して叩かぬこと。」と定めていたのは、すごいことだと思いました。

•1800(寛政12)年:伊能忠敬が蝦夷地を測量する。
•1802(享和2)年:十返舎一九の『東海道中膝栗毛』が出版される。
•1803(享和3)年:アメリカ船が長崎に来て通商を求める。

店方定書に定めたからと言って、それを100%実行していたか、どうか。。。はわからないけれど、それでもすごいことだと思いました。

当時、子どもを丁稚奉公に出す親であれば、選べるならば、「幼い奉公人はよくしつけ、決して叩かぬこと。」と店方定書に定めているお店を選びたいと思ったことでしょう。
当時なら、どんなにひどい折檻をされても、奉公人はがまんするしかなかったと思うのです。

私の家系は間違いなく超庶民ですから、どこかに勤める奉公人や人足が延々何代もと続いてきたはずです。
だから、想いをはせるのは豪商の生活ではなくて、奉公人の生活です。
「幼い奉公人はよくしつけ、決して叩かぬこと。」とあったのは適切な言葉が見つからなくて大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、”感激”したのでした。

自分も息子ふたりも、チャッチャッと賢くテキパキと物事に対応する能力がありません。
「厳しく、叩いて教える」という人もあるだろうけれど、叩かれたって理解する力が伸びないことは、身をもってよく知っていますから。

明治維新で加島屋以外の両替商は軒並み倒産した。。。とありますが、加島屋が両替商に固執しないで新しい商売に挑むことができたのは、明治維新以前から柔軟な発想があったのかも。。。と思いました。




古地図を見つけました。
天五  とあるのが、天王寺屋五兵衛 のお店の場所だそうです。
加島屋(加野屋のモデル)と天王寺屋(山王寺屋のモデル)の在った場所が近いです。
たぶん1kmちょっと距離だと思うので土佐堀通りを歩いてみることにしました。

鴻池、御城 の文字もあります。

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途中に証券取引所がありました。
銅像は、あの五代さんです。

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あら、横向きになってしまった。

証券取引所からほんの少し行ったところの小学校の前に「天五に平五 十兵衛横町(てんごにへいご・じゅうべえよこちょう)」の石碑があります。
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両替商の最有力者10人のうち、王寺屋兵衛と野屋兵衛がこの地で向い合せに店を構えていたので、五+五兵衛横町。

今橋 天王寺屋  とも呼ばれていて、今橋は、もちろん何度も掛け替えられていますが、当時と同じ場所にあるらしいです。

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なんで横になるかな。
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また少し歩くと、

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船着き場、新撰組の宿、天王寺屋、加島屋、すべてが土佐堀川沿いにあったのでした。
新撰組は、船で京都から大阪(大坂)にきて、京屋を常宿にして、両替商に軍資金を用意せよと脅して廻ったのですね。


お手軽な歴史散策でした。
写真を撮りながら、次男とポコポコ歩きました。
五代さんの銅像の前でポーズを真似しました。
途中で、お昼ご飯に、きのこのペペロンチーノ牛丼を食べました。
次男は大盛り、私は並み盛りにしました。
ピリッと辛みが効いて美味しかった。
家でもやってみましょ。(^.^)
次男も気持ち良く歩いて、美味しそうに食べて、ゴキゲンでした。
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テーマ : 自閉症児の親
ジャンル : 福祉・ボランティア

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Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

どちらの言葉も、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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