ネフェルティティ
[カイロ 1日 ロイター] - エジプト南部ルクソールの「王家の谷」にある古代エジプトのツタンカーメン王の墓に2つの隠された部屋があり、その1つに伝説のネフェルティティ王妃(紀元前14世紀)が埋葬されている可能性が出てきた。英考古学者のニコラス・リーブス氏が1日、カイロで会見を開き明らかにした。
高解像度スキャン画像を分析したところ、ツタンカーメン王の埋葬室に2つの部屋につながる入り口があることが判明したという。
同氏の新説が証明されれば、古代エジプト史の謎に新たな光を当てる今世紀最大の発見となる。
エジプト政府は、部屋の有無を確認するため、今後1─3カ月以内に地中のレーダー探査を行う予定。
リーブス氏はツタンカーメン王の墓について、元々は義母とされるネフェルティティ王妃の墓だったと推測。王妃は第18王朝のファラオだったアクエンアテン王の正妃で、ベルリン新博物館に展示されている胸像が有名。

エジプトは返還を求めているけど、ドイツは応じないらしい。
エジプトの地にあるべき胸像だと思っていたけれど、エジプトが政情不安で暴徒が博物館に乱入して展示物に被害があったというニュースを聞いてからは、考えがかわりました。
これまで通りにドイツに置く方が安全なので、未来に文化遺産を受け渡すためにドイツに置くべきだと思います。
クレオパトラとエジプトの王妃展
2015/10/10-12/27
国立国際美術館(大阪)