ヘルパーさんとお出かけ

シルバーウィークの只中です。
次男は映画とお買いものに出かけました。
新しい服を買います。
いつも清潔な明るい印象の服装でいてほしいです。
ルンルンの様子で、背中に羽が生えているような、浮き上がるような足取りで出かけていきました。

もちろんヘルパーさんと一緒です。
次男には確かに重い障害があって、ひとりではなにもできないのが実情です。
「ひとりでできる」とは、自分でどこに行くか、何を見るか、何を食べて、何を買うか、お金をどれくらい持って行けばよいのか。。。を考えて、準備して、実行することです。
生涯にわたって次男は支援、介護を必要とします。
それを覚悟した時に、私は大きな衝撃を受けました。
なかなかヘヴィーでした。
それまで見えていた景色が全く別の物になりました。


今は、大げさに言えば、私達の天命だと思っています。
次男だけでなく、長男と私を含めてのね。

次男は、唯一そこだけにハマる場所をもっています。
ジグソーパズルのピースがそこにしかハマらないのと同じです。
いびつな形のピースでも、ピッタリの場所があると安定します。
これが稀有のことなのです。
学齢期を終わって、作業所や福祉施設や一般の職場やどんな形であれ職場を得ても、ずっと安定して勤務させてもらえている人は少ないです。
支援してもらっているヘルパーステーションが無くなってしまうことさえあります。
次男が学齢期中からずっと安定した支援を受けているのは、珍しいことです。

一般企業が福祉の現場に参入することが増えてきていますが、だからと言って福祉現場に金のなる木はありません。
経営が成り立っているのは現場スタッフの大きな努力があるからです。
たまたま安定している場所に縁ができた障害者と、そうではない障害者では大きく状況が違ってきます。
5年、10年と経てば、差が大きく広がります。

天命がアンラッキーになるか、ラッキーになるか。
次の一瞬の状況さえ、だれにもわからないけれど、今、この一瞬は、確実にラッキーだと思います。
今の一瞬に感謝して、その次の一瞬がより良いものになるように願っています。
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テーマ : 自閉症
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

どちらの言葉も、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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