自閉症スペクトラム障害の治療候補薬
でも、次世代、次々世代に朗報になると良いと思います。
あくまでも安全を確認しながら。。。。ですが。
●東大医学部付属病院、自閉症スペクトラム障害の治療候補薬
日刊工業新聞 2015年09月04日
東京大学医学部付属病院の山末英典准教授らは、他人とのコミュニケーションに支障が出るなどの障害「自閉症スペクトラム障害」の治療候補薬の効果を実証した。同障害と診断された24─43歳の男性20人を対象に、脳で分泌されるホルモン「オキシトシン」を6週間連続で鼻から投与。対人場面で困難だったコミュニケーション能力が改善した。
現在、名古屋大学、金沢大学、福井大学と連携し、薬剤の効果や安全性の確認のため新たな参加者を募り、臨床試験を行っている。2016年3月までに114人の臨床試験を終了する予定。同障害に対する初の治療薬として開発の進展が期待される。
患者へのインタビューなどの対人場面を設定。その様子を観察してオキシトシンによる同症状の改善効果を評価した。さらにオキシトシンの投与で、他者との交流や意識などの精神機能に関わる脳の部位が活発に働くことを明らかにした。