「生霊」-久生十蘭(ひさお じゅうらん)
久生 十蘭(ひさお じゅうらん、1902年4月6日 - 1957年10月6日)は日本の小説家、演出家。北海道函館市出身、本名阿部正雄[1]。推理もの、ユーモアもの、歴史もの、現代もの、 時代小説、ノンフィクションノベルなど多彩な作品を手掛け、博識と技巧で「多面体作家」「小説の魔術師」と呼ばれた。
私の読書量が少ないので、しかたないことなんだけど、読んだことはなくても、「あ、その名前は、聞いたことがある。本屋で背表紙で見た名前だ。。。」 ということはよくあるのに。
久生 十蘭
夢中になりそうだ。
「生霊」を朗読で聴いて、「これは!」と、驚いて検索した。
青空文庫で探すと、生霊は準備中だった。
作家別作品リスト:No.1224-久生 十蘭">作家別作品リスト:No.1224-久生 十蘭
紙の本を探して、「生霊」が収録されている文庫本を購入した。
いつもは中古本を安価で購入することが多いが、これはしかたなく新品を取り寄せた。
結構時間がかかったけれど、手元に届いてうれしい。
手に取って、これは、これは。。。
久生十蘭ファンをジュウラニアン というそうだ。
遅ればせながら、私もジュウラニアンになります。
学齢期に私が手にした国語の教科書に「久生 十蘭」の作品はなかったと思う。
なぜ?なかったのだろう。
あってほしかった。
久生 十蘭 の作品に学齢期で出会いたかった。
ああ、もったいない。
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ジュウラニアンは、中井英夫という人の命名だそうです。
中井英夫は、日本の短歌編集者、小説家、詩人 だそうです。
「さて世にジュウラニアンもしくはジュラニアンということばがある。
これは選ばれた幸福を少数者として久生十蘭の小説の美技に魅せられた読者をいうものであり、十蘭の小説家としての抜群の技量を理解するにそれに応じた素養が読者にも要請されるという自負を持って、読者としての高等派である。」
う、う~~~ん。((+_+))
久生十蘭 て、凄い!!
なんで教科書に載ってなかったの?!
と、興奮してジュウラニアン になろうと決めましたが、正直に言って、私には素養はありません。
”十蘭の小説家としての抜群の技量”を理解してはいません。
読めない字がたくさんあるくらいですから。
でも、いいじゃない。
楽しむことが大事です。