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連続ドラマ-翳りゆく夏 - 原作:赤井 三尋

ストーリーが延々と続く連続ドラマを見ることは、苦手です。
話が長いと気持ちが途切れてしまうのです。
だから、5話というのは、ありがたいです。


1995年、横須賀啓陽会病院で新生児誘拐事件が発生。犯人は病院長に1億の身代金を要求するが、大金を手にした後、警察に追跡され、その途中事故死した。そして20年後の現在、東西新聞社にこの誘拐事件の犯人の娘・朝倉比呂子(門脇麦)が内定し、週刊誌にスクープ記事を掲載されてしまう。そのことを受け、元敏腕記者の梶秀和(渡部篤郎)は事件の再調査を言い渡され当時事件に関わった人々を訪ね歩き、取材を重ねていくが…




俳優の滝藤賢一さんが出演していて、出演場面を見て、

”え!? それだけ!?それだけの役柄なの???そんなはずないでしょ!?”

と思っていたら、その通りでした。


滝藤賢一さん、曲者が似合います。
曲者を演じていただかないともったいないです。


第49回江戸川乱歩賞受賞作
物語は、20年の時を経て思いがけない真実が浮かび上がる。
最後に、「え!?」があるのが、うれしい。



その「え!?」で、武藤部長の奥さんの心情が痛いほどわかる私がイヤだ。

武藤部長の奥さんの心情がわかるのは、


毎日、毎日、

「まだ、次男はじゃべらないのか、どうなっているんだ。」

「どうすんの!どうすんの!」

「なんでなの!?」

「どこが悪いの!?」

「誰のせい!?」



と答えのない問いを繰り返されて、自分のバランスを崩しかけていた私がいたから。

夫も実の両親も、だれも次男を心配していなかった。

彼らが心配していたのは、自分のこと。

「俺の子が障害児であるはずがない。」

「私の孫が障害児であるはずがない。」


ただ、ただ、心配していたのは自分のことだけだった。



物語は、20年の時を経て思いがけない真実が浮かび上がる。

私は、20余年の時を経て緩やかな復讐をしている。

誰に?

どんな復讐?

それはナイショ、ナイショ。
お楽しみ。
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テーマ : 自閉症児の親
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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