仲間つくり教室-年賀状つくり-その2
--Fの字でうろたえた--
昨日の午後はオニギリとオヤツを持って出かけました。
午後1:00から「仲間つくり教室」があるので、12:15に家を出ました。
出かける前にお昼ご飯を食べるには、お腹は空いていなかったので、オニギリを持って行って、休憩時間にコソッ食べることにしました。
次男がテーブルに出席カードを出すと、受付の先生が、「すぐ左の教室ですよ。」とおしえてくださいました。
あれ!?
先に歩いていた次男が教室に入らないで駆けだしました。
あれ!?次男くん、どこに行くの???
あれ!?姿を消した。
トイレか?
出かける前に必ずトイレを済ませてからジャケットを着るから、到着してすぐトイレに行きたくなることはないだろう。
なんでだ?
次男は、体調が悪いのか??
2カ所あるトイレのそとから声をかけたけれど、次男の返事はなかった。
次男はトイレにいないのか。
どこへ消えた?
もうひとつの教室を覗いてみる。
受講生の顔がちがう。
ここは、次男のクラスではないとわかった。
念のため、指導の先生にお訊ねした。
「先生、このクラスは、何組ですか?」
「ここは、G組です。」
やっぱりちがう。
次男はどこへ消えたのだ。
次男が反対側の廊下からヒョコッと現れた。
「ちがうの。」
次男は、息を切らして、小さく訴えた。
顔に、困惑の表情を浮かべていた。
「次男くん、どうした?
あっちの教室だよ。
さっき先生が教えてくださったでしょ。
すぐにひだりにあった教室よ。」
次男を促して、おしえていただいた教室に入った。
机の上に、受講生の名札が置いてある。
次男は自分の名札を見つけて、最前列の席に座った。
次男はいつも最前列に座る。
私は、最後列の席に座って、”次男くん、何を勘違いしたかなぁ”と思ったら、原因がわかった!
ホワイトボードに大きく、「F組」と書いてある。
次男は「F組」を見て焦って他の教室をさがしに駆けていったのだ。
午前中のクラスがF組だったのだ。
午後に受講する次男は、H組なのだ。
「F組」と書いてあっても、受講生の顔を見れば、「ああ、ここのクラスだ。」とわかりそうなものだけど、次男にはそれが難しい。
次男は容貌認識力が極端に弱いので、本人も弱いことを自覚しているので、人の顔以外のものを自分の行動の手掛かりにしている。
ホワイトボードに「F組」とあったので、次男はそれに反応したのだ。
他のことは視界に入らなかったのだろう。
で、大慌てで自分のクラスを探して、市民学習センターを駆けて一周してきたのだ。
教室におられた先生にお願いして、ホワイトボードに書いてあった「F組」を「H組」に書きなおしていただきました。
「H組」の文字を見て、次男くん、気持ちが落ち着いたかな。
納得したかな。
こんなことで、大慌てになるなんて。。。
知的障害のある自閉症はややこしいです。
でも充分よね。
次男は充分に良い人に育ってくれました。
ありがたいことです。
充分。充分。
昨日の午後はオニギリとオヤツを持って出かけました。
午後1:00から「仲間つくり教室」があるので、12:15に家を出ました。
出かける前にお昼ご飯を食べるには、お腹は空いていなかったので、オニギリを持って行って、休憩時間にコソッ食べることにしました。
次男がテーブルに出席カードを出すと、受付の先生が、「すぐ左の教室ですよ。」とおしえてくださいました。
あれ!?
先に歩いていた次男が教室に入らないで駆けだしました。
あれ!?次男くん、どこに行くの???
あれ!?姿を消した。
トイレか?
出かける前に必ずトイレを済ませてからジャケットを着るから、到着してすぐトイレに行きたくなることはないだろう。
なんでだ?
次男は、体調が悪いのか??
2カ所あるトイレのそとから声をかけたけれど、次男の返事はなかった。
次男はトイレにいないのか。
どこへ消えた?
もうひとつの教室を覗いてみる。
受講生の顔がちがう。
ここは、次男のクラスではないとわかった。
念のため、指導の先生にお訊ねした。
「先生、このクラスは、何組ですか?」
「ここは、G組です。」
やっぱりちがう。
次男はどこへ消えたのだ。
次男が反対側の廊下からヒョコッと現れた。
「ちがうの。」
次男は、息を切らして、小さく訴えた。
顔に、困惑の表情を浮かべていた。
「次男くん、どうした?
あっちの教室だよ。
さっき先生が教えてくださったでしょ。
すぐにひだりにあった教室よ。」
次男を促して、おしえていただいた教室に入った。
机の上に、受講生の名札が置いてある。
次男は自分の名札を見つけて、最前列の席に座った。
次男はいつも最前列に座る。
私は、最後列の席に座って、”次男くん、何を勘違いしたかなぁ”と思ったら、原因がわかった!
ホワイトボードに大きく、「F組」と書いてある。
次男は「F組」を見て焦って他の教室をさがしに駆けていったのだ。
午前中のクラスがF組だったのだ。
午後に受講する次男は、H組なのだ。
「F組」と書いてあっても、受講生の顔を見れば、「ああ、ここのクラスだ。」とわかりそうなものだけど、次男にはそれが難しい。
次男は容貌認識力が極端に弱いので、本人も弱いことを自覚しているので、人の顔以外のものを自分の行動の手掛かりにしている。
ホワイトボードに「F組」とあったので、次男はそれに反応したのだ。
他のことは視界に入らなかったのだろう。
で、大慌てで自分のクラスを探して、市民学習センターを駆けて一周してきたのだ。
教室におられた先生にお願いして、ホワイトボードに書いてあった「F組」を「H組」に書きなおしていただきました。
「H組」の文字を見て、次男くん、気持ちが落ち着いたかな。
納得したかな。
こんなことで、大慌てになるなんて。。。
知的障害のある自閉症はややこしいです。
でも充分よね。
次男は充分に良い人に育ってくれました。
ありがたいことです。
充分。充分。
スポンサーサイト