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週末の彼

週末に会う”彼”がいます。

2014-5-18-1-1

公園内を掃除している彼です。
掃除道具を積んだカートを傍において、丁寧に掃き掃除をしています。
身分証を首から下げています。
ロゴがはいった赤いポロシャツ、オークル(茶)のチノパンツの制服がカッコイイです。
彼は、公園事務所の職員だと思われます。

私は精度の高いセンサーをもっています。
彼は、まちがいなく知的障害者です。

”彼”はひとりではなくて、何人かいます。
でも、清掃作業をしているのは、ひとりづつです。
指導員風の人はどこにもいません。
必要ないのです。
彼は、彼の仕事を丁寧に、こなします。
何年も前から、”彼”をみています。

知的障害があっても、任された仕事をきちんとこなす人は、職場を得ることができるのです。
私は、自分の目で確かにその証拠を見ることができて、どんなに心を強く持ったことでしょう。

学齢期中から、次男も真面目に作業する人に育てば、きっと職場を与えられる。。。。と確信していました。

でもね、次男は、たとえば、公園を訪れた人に、「キミ、ホールはどっち?」「トイレはどこかな?しってる?」と声をかけられたら、逃げてしまいます。

トイレの場所を知っていても、それを言葉で説明することは、次男は一生かかってもできないでしょう。
知らない人に声をかけられたら、後退りして逃げてしまうかもしれません。
まるで、挙動不審者ですね。(>_<)


だから、次男は、彼とまったく同じ仕事は、できません。
それぞれの障害の形に合わせて、職場と生活の場所を見つけていかなくてはなりません。

次男には、今の職場と支援がピッタリと合っています。
ピッタリの場所と、ピッタリの支援の形に巡り会うことができて、次男は本当にラッキーです。


このラッキーは、次男だけにしかやってこない種類のラッキーだったのか。。。。。と言うと、そうではないです。
ラッキーは待っているだけでは決してやってこないけれど、ラッキーを捜しに行って見つける可能性は、もともとは誰もが同じ%を持っていたのだと思います。
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テーマ : 自閉症
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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