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汗に備えて

次男は、私の財布に、買い物メモを貼りつけます。


次男は、「お母さん、○×△□ を買ってきてね。」と言葉にして言うことがとても難しいです。
それよりも、買い物メモを書いて要求を示す方が容易なのです。

知的障害者には、「話すことはできるけれど、文字が読めない、書けない。」という人の方が多いと思います。

次男はちょっと不思議なタイプだと思います。

困難の形がたくさんありますが、工夫を重ねて生活しやすくしてやりたいです。

次男くん、ちゃんと買ってきましたよ。

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次男にとっては、「かみそりの刃」ではなくて、「ひげそりの刃」と書くのが正しいですね。

きっと、「かみそり(剃刀)」という言葉は、剃髪からきているのですよね。
お坊さんは今も剃髪している人もいるけれど、「月代(さかやき)」を剃って髷を結う人がいた時代は、本当にかみそりは髪剃りの道具だったのでしょうね。




替え刃は、2週間で取り替えることに決めています。
刃の消耗の様子に合わせて判断する。。。。なんてファジーな臨機応変なことはできませんから、キッチリと2週間と決めてやります。
取り替える日がハッキリわかるように、シールに書いて貼っておくと、安心するようです。
次男は、目で確認できる形になっていると心地良いのだと思います。


これは、汗をかいた時に顔を拭く「薬用ティッシュ」です。
夏になると用意します。
次男が美術教室に出かける時に、1枚引き出して、ジッパーのついた小さい袋に入れて持たせます。

気温が上がると、家を出るときにはスッキリした様子であっても、電車に乗って美術教室に到着した時には汗をかいて暑苦しい顔になっています。
次男に声をかけて、顔や首を拭かせます。
次男と同席した人に、不快な想いをさせないように気をつけたいです。


時々、電車で、次男が座席に座ると、隣の座席に座っていた人がサッと立ちあがって離れて行かれます。

知的障害者とわかるからでしょう。
知的障害者と関わりのない人は、次男を不気味に感じるのでしょう。
仕方がないことです。


教室で、次男と同じ時間に居あわせた受講者は、逃げるわけにはいかないわけですから、できるだけ不快な気分にさせないようにしたいです。
それができたら、次男の居場所がずっとあるかもしれないです。



でも、どうしたらいいのか。。。わからないのです。
私にもわからないし。。。次男には尚更わからないのです。




本当は、私も、出かけた先で、薬用ティッシュで顔も首も汗を拭き取って気持ち良くなりたいです。


でも、そうすると、化粧がとれちゃうでしょ。
化粧がまるっきり落ちてしまうと。。。社会に迷惑でしょう。。。。。だから、グルッとマルッと汗を拭きとれません。
汗は拭きとらずに、押さえて取るのですよね。

でも、暑苦しいおばちゃん顔も、かなり社会に迷惑かけてますよねぇぇ。


どっちもかなりキツイですよね。
もうしわけないです。
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テーマ : 自閉症
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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