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心理学で言うところの「父親殺し」「母親殺し」とは、

心理学で言うところの「父親殺し」「母親殺し」て、エディプスコンプレックスがナンタラカンタラ。。。と言うけれど。


平たく言ってしまうと、


「親がどんな人間でも、それがどうした。

俺は、俺。(私は、私。)」



と思えたときに完結するのではないかと思う。


親の存在や親から受けた影響はとても大きいのだけれど、

それでも、なお、


それがどうした。


と言う時がやってくる。


父の影、自分が受けついているであろうDNAよりも、自分で見つけた力が上回ったときに、


それがどうした。俺は、俺や。




と声に出すことができるのだと思う。
「父殺し」「母親殺し」というのは、親の心理的支配から抜け出すこと。


拳で、なにかを グシャッ!! と叩き潰して、
フンッ! と鼻で笑ってくれ。


長男の世界が大きく開くのはそれからだと思う。

「愛と青春の旅立ち」という映画の中で、主人公のザック(リチャード・ギア)は、劣悪な環境でそだった。
女にだらしなくて、何人もの娼婦を同時に家に連れ込むような父親。
父に振り回され絶望した母親は、自殺した。
本人もゴロツキ(?)

そんな生活から抜け出したい。
父親とは違う男になりたい。

そうするには。。。
士官学校に入学する。
脱落しないで卒業すれば、将校でパイロット。

卒業し、指導教官の鬼軍曹の階級を超えて少尉になったザックは、軍曹から「サー」と呼ばれる。


軍曹を超えたのでなくて、父親を超えたこと、父親とは違う男になった。。父親とは違う男になれる可能性が大きく拓けたことを象徴するシーンだった。


母を傷つけ自殺に追いやった父とは違う男になったザックは、工場で働く恋人を迎えに行った。
たぶん、将校になって恋人を迎えに行く男よりも、将校になると、それまで付き合っていた工員の恋人を捨てていく男の方が圧倒的に多いのだ。








長男を失った父のいいなりになって、自分の希望を押し通すことのできなかった次男の友人は自殺してしまった。

父と対決するという試練を避けて、自ら死んでしまった。


親に喰われてしまったのだ。
親が息子の人生を喰ってしまったのだ。
痛ましい。


母親は、なにをやってんだか。
夫にたてついてでも、離婚してでも子を守らんかい!?と思うのは、私だけだろうか。


幼いザックを残して自殺した母親にも、哀れさよりも怒りを感じる。
幼い子を残して自殺してどうする。
自分だけラクになってどうする。
子を守ることを放棄してどうする。

自分が悪者になっても子を守るのが母親じゃないか。。。と思う。
私はそうする。

近いうち、タンカきらなきゃならない場面がやってくるような予感。


親になってから再び観ると、20代で観て心震わせたところとは別のところでハラハラと涙がこぼれる。



 
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テーマ : 障害児、障害者の兄弟、姉妹
ジャンル : 育児

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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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