仲間つくり教室-音楽
それでもまだ注意報なので、警報ではないので、えいっ!! と気持ちを奮い立たせて出かけました。
次男は、「仲間つくり教室」を受講させていただきました。
ありがとうございました。
(財)大阪養護教育振興会
今日のプログラムは、「音楽」でした。
H組は、22人くらい在籍していると思いますが、今日の出席者は、10人でした。
皆さん、帰り道の雨風を警戒されたのだと思います。

受講後の帰り道は、行き道よりも雨風が激しくなっていました。
傘をさしていても、タップリぬれました。
雨と跳ねた泥で汚れた衣服がビショビショになりましたが、行って良かったです。
次男にとっては、知的障害よりも、自閉症であることと会話ができないことが問題が大きいと思われます。
「仲間つくり教室」の受講生の様子を見ていると、知的障害だけだと、会話力が拙くても、ドンドン自分で興味の向くままに出かけて行ったり、人に話しかけたりできるようです。
次男のように自閉症であると、積極奇異型以外は、自分で自分の居場所を開拓することができないように思います。
積極奇異型のイケイケドンドンぶりには圧倒されるものがあります。
知能が低くて会話力のない次男とは別の角度で、本人の家族もツライと思います。
「仲間つくり教室」は、特別支援学校の現役、リタイヤの先生方が指導してくださいます。
次男にはとても心地良く、親も安心できます。
なにせ次男くらい知的障害が重くて話せない人だと、なにか不都合があっても、次男が言葉にして説明できませんから、次男の様子から何かをくみ取ろうという気持ちを相手が持っていない限りは、何もつたわりません。
次男は、どんな扱いをうけても説明できないのですから、信頼できない人、場所には行かせられません。
安心できる場所を得られたことは大変に幸運なことです。
ありがたいです。
音楽を使った準備体操から始まって、ドラムスティックを使ったリズム遊びや、バルーン、椅子取りゲーム。。。
先生方の指導とピアノの生伴奏に導かれてタップリと身体を動かして楽しむことができた様子でした。






特別に音楽の才能がなくても、音楽は誰の気持ちもウキウキさせます。
次男は、なんでも歌えるわけではありません。
上手になんでも歌えていたら、きっとオシャベリがもっと上手になっていたことでしょう。
幼児期に、次男に「なんとかして声をだしてほしい、会話ができなくても歌ってほしい。もしかしたら歌うことが発語のきっかけになるかもしれない。」と心がけて接して居たのですが、歯がたちませんでした。
次男の障害は、見た目よりもナカナカ重いです。
今も、「合唱」となると、フンフンッと首を振ってリズムをとっているだけのことが多いです。
たぶん、「聴くこと」と、「歌うこと」のふたつを同時に行うためには、その歌を何十回、何百回と聴くことが必要なのだと思います。
予習がタップリと必要なのだと思います。
そんな面倒な次男でも、やっぱり楽しい音楽、美しい音楽を聴くと、ウキウキしたり、ウットリしていると思います。
それは、とても大事なことで、ありがたいことだと思います。
今日も、ありがとうございました。
コメントの投稿
体格も、太めでも細めでもなく中間くらいで男らしいです。着るものも、やはり家の娘は、Tシャツとか
ジャージの短パンとか、簡単なのを選んで切る癖があるので、今は組み合わせとか、年齢に合う服を場面にあわせての物を訓練中です、大切ですよねやっぱり。
楽しい居場所があるかぎり、よっぽどの天候以外連れ出して、満足させてあげられる様に私もがんばります。
イマドキのおしゃれ
イマドキのおしゃれって、むつかしいですね。
私が次男の服を選ぶとどうもヤボったくて地味になってしまいます。
次男はヘルパーさんと洋服を買いに行きます。
ヘルパーさんのセンスで、イマドキの服装に仕上げて下さっています。
ありがたいです。
知的障害者は、実年齢よりもヘンに老けているか、ヘンに若づくりの服装をしている人が多いです。
それが切なくてなりませんので、ヘルパーさんにお願いしました。
次男はいつもラッキーです。
かっこよいヘルパーさんでないと、かっこ良く仕上がりません。
誰に頼んでも良い結果を得ることができる。。。。というわけではないと思います。
人との出会いが次男の財産のすべてだと思います。
ありがたいです。