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自閉の深度

次男は、知的障害のある自閉症です。
知的障害のレベルは変化しませんが、次男の自閉の深度が時々変化します。


今朝は、雨が降っていたのでウォーキングはお休みしてラジオ体操にしました。
シャワーの後、いつもの家事をこなして、自然史博物館に出かけました。

地下鉄の駅に歩いて行くころから次男の自閉の深度が深くなりました。
歩きながらパントマイムをするように手振りが大きくなって、ひとり言も間断なく続きました。
中学生くらいの男子が次男を追い越して、何度も振り返りながら先に歩いて行きました。



アチャチャ(>_<)








地下鉄に乗ってからもちょっとうるさいくらいの「独り言」と手振りが続きました。
次男と通路を挟んで向かい合って座りました。
次男に面と向かって、「次男くん、うるさいです。」と言ってやると、次男は、「いやだ。」と答えました。
「ひとり言も手振りもやめないよ。やめられないよ。」と言っているのです。


困ったね。(--〆)
でも、ここでオロオロするわけにはいきませんね。
私は「統括責任者」ですから。
周囲の座席にすわっている乗客の皆さんに、”すみません。” ”すみません。”と頭を下げて目礼しましたが、オロオロはしませんでした。
ここで踏ん張らなくてはね。(ーー゛)

次男くん、どこから見ても、だれが見ても、「ヘンな人」です。
次男は体格が良いので、「ヘンな人」だと恐がられてしまいます。

はやく、ふだんのモードに戻ってくれ~~~(ーー゛)


ふたりで自然史博物館の最寄の駅に降りて、雨上がりの歩道を700mくらい歩いて行きました。
次男はいつもよりも早いペースで歩いて行きました。
自然史博物館に到着して、やっと次男の「自閉の深度」は元に戻りました。


やれやれ。(+o+)


「発掘! モンゴル恐竜化石展」

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巨大な骨格、小さな骨格や卵の化石をたくさん見てきました。
次男はすっかりいつもの次男に戻って展示物を堪能できました。
療育手帳で見せていただきました。
ありがとうございました。

館内の喫茶コーナーでカルピスとココアでちょっと一休み。
次男くん、いつもの次男くんにもどってくれてありがたいです。

次男の「自閉の深度」が深くなるスイッチが入っても、危険なことをしたり、大きな声を出したりするわけではないけれど、ふだんの次男に慣れていると、ふだんの次男が良いです。


広い公園をタイヤで走行する汽車(ランドトレイン)で移動しました。
公園の職員さんが勧めてくれた通りに、バラ園で下車しました。
秋咲きのバラがたくさん咲いていました。

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タップリ歩いたし、恐竜の化石もいっぱい見たし、バラもいっぱい見たし、ランドトレインも乗ったし、満足したのでしょう。
次男は復路の地下鉄ではフツーの青年のように見えました。

帰宅して、昼食を食べて、日記帳に短文を書いて、写真を貼って、ゴキゲンのようです。


自閉症って、不思議です。
たぶん、「安定している自閉症」の範疇に入っているだろうと思われる次男でも、こんなに大きな波が時にはやってくることがあります。


安定のカギは、運動量かなぁ。

明日は「もっとどようくらぶ」でおでかけです。
明日はどうかなぁ。
安定している「いつもの次男」で出かけてほしいです。

今夜はたくさんマッサージをしてやって、いつもよりもよりグッスリと眠ってもらいましょう。
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テーマ : 自閉症
ジャンル : 福祉・ボランティア

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Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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