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笑えない事件‐コンビニ強盗 店前でパン食べ始め

笑う人もいるだろうけれど、私は笑えない。


 ■「とにかく腹が減って…」

 コンビニで現金と商品を奪ったとして、大阪府警住之江署は19日、強盗の疑いで大阪市住之江区粉浜のアルバイト、風早孝樹容疑者(44)を現行犯逮捕した。通報で駆けつけた署員が、店の前で奪ったパンを食べている風早容疑者を発見。調べに対し「とにかく腹が減って、食べることしか考えていなかった。1カ月くらい前から仕事がなく、最近全然食べていなかった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は19日午前2時45分ごろ、同市住之江区粉浜のファミリーマート粉浜3丁目店で、男性店員(51)にナイフを見せ、「金を出せ」と脅迫。持っていたパンなど食料品6点(約700円相当)と店員の差し出した現金3万3千円を奪ったとしている。

 風早容疑者は店を出るとすぐに奪ったパンを食べ始め、3つ目を食べているところで署員に逮捕された。






この事件を笑う人って、よほど安心な暮らしの糧を持っているのだろうか。

仕事が無いことは辛い。
食べるものがなくて、お腹がすいてたまらないのは辛い。

この人がどんな人なのか知らないけれど、何日も食べていなくて、食べることに夢中になって捕まるくらいに空腹だったのは気の毒だ。
胸に迫る。



自分たちが、この人と同じくらい辛い状況にはならないという確信はない。
いつ、事態がひっくり返るかわからない。



次男が、支援者とはぐれてしまって、あるいは福祉制度が今より貧弱になってしまって、次男が制度から弾き出されてしまって、お腹が空いてたまらない状況になることはないだろうか。

言葉が不自由な次男が、どうやって助けを求めることができるだろうか。

辛抱たまらず、お店に立ち入ってパンを掴んでムシャムシャと食べてしまうのではないか。

私の頭の中で、映画のように、次男のそんな悲惨な様子の映像が出来あがってしまう。

いやだ。いやだ。いやだ。
そんな状況にさせたくない。(-_-;)
なんとか、「次男は大丈夫。」と思ってから逝きたい。



私だって、長男だって将来になにが起こるか、わからない。
常に不安を抱えている。
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テーマ : 自閉症児の親
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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