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よその子は美しい

スーパーマーケットで声をかけられた。
次男と同学年のお嬢さんがいるお母さんだった。

次男は地元の小学校、中学校に通学していた。
お嬢さんとは同じクラスになったことはなかったけれど、なにせ、次男も私も目立つので、お嬢さんもお母さんも、なにくれとなく気にかけてくださったのだった。

「次男くん、元気?長男くん、元気?」と尋ねてくださった。


うれしくなって、機嫌よく答えているところに、会社帰りとわかる若い女性が現れた。

すっかり大人っぽくきれいになったお嬢さんだった。
「だれかと思った。次男くんのお母さんなんだ。」とにこやかに言ってくれた。

思わず、「キレイになって、お母さん、心配でしょう。」とお母さんに」向かって言っていた。






2012-5-17-1

よその子は育つのが早い。
そしてビックリするくらいに美しくなる。
しばらくぶりに顔を合わせると、呆然とするような変化がある。
花の咲くような、周囲が明るくなるような感じがした。


お嬢さんは、大学を卒業して社会人3年目だそうだ。


あ、そうだ。
そうだった。
次男は独立して3年目に入ったのだ。
4年制の大学を卒業する春に独立してほしい。。。。。とずっと願っていて、願いが叶ったのだった。

最初に「次男を独立させましょう。」と言ってもらえた時、「宝くじの一等が当たるよりもラッキーだ。」と思った。
母の死んだ後も生きていかねば次男を、母よりもはるかに若い人達が「支えましょう」と言ってくださったのだ。
滂沱の涙。



それぞれの運命があって、抗い難いことが多々ある。
取捨選択を迫られることがたくさんあって、当然のように手からこぼれ落ちた夢がたくさんあるけれど、新たな希望が形になることもあるのだ。


ありがたいです。
この幸運が明日も続いてほしいです。
あさっても続いてほしいです。

次男を遺していかねばならないのですから。


2012-5-17-2

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テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

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まとめtyaiました【よその子は美しい】

スーパーマーケットで声をかけられた。次男と同学年のお嬢さんがいるお母さんだった。次男は地元の小学校、中学校に通学していた。お嬢さんとは同じクラスになったことはなかったけ...

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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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