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「仲間つくり教室」-閉講式

市内の特別支援学校の体育館で、「仲間つくり教室」の閉講式がありました。
ありがとうございました。

(財)大阪養護教育振興会






先生方のお祝いの言葉の後、各プログラムの様子を撮影した写真を拡大して見せてくださいました。

2012-2-19-2-1

指導してくださった先生方のコメントを聞きながら、次男の姿を写真の中に捜しました。


次男と横に並んで座っているので、「次男くん、カラオケ の時の写真だね。次男くんはなにを歌ったの?」と声をかけると、「世界でひとつだけの花」と答えました。

次男に、言葉だけで訊いてやると、次男が答えるのは難しいです。
写真があると、答えやすいようです。


受講生は、市内の特別支援学校の卒業生ですが、能力はいろいろです。
次男のように、「すぐに知的障害者だとわかるタイプの人」もいますし、「偏差値の低い普通高校にふつうにいるタイプの人」もいます。
姿も服装の趣味も顔立ちもスッキリ爽やかで賢そうで、言葉使いも完璧で、「なぜにキミはここに居るのか。」と不思議に感じるタイプの人もいます。
ご両親は、どんなに心をこめて、手をかけて彼らに向き合ってこられたことか。

受講生がどちらのタイプにしても、指導してくださるのは現役、OBの特別支援学校の先生方なので、受講生は安心しているようです。
ナマの自分を晒してよいと感じていると思います。
普段はそれぞれの場所で精いっぱい頑張っているはずなので、安心して素を晒して、なおかつ経験を重ねることができる場所があることはとても幸運だと思います。

受講生の中には、職場で、なくてはならない人、エキスパートになっている人もいるようです。
以前に、「僕は、ネジ工場で27年働いています。」と先生に話している受講生がいました。
聞くとはなしに聞こえてきた声でした。
役に立たなければ雇用され続けることはありません。
次男も雇用され続ける人になってほしいです。




学齢期を終了しても、「学校」のような機会を与えていただいて、本当にありがたいです。
よい刺激になって、次男はジワリジワリと成長し続けていると思います。

今日の閉講式でも「なにか相談事があれば、遠慮なく声をかけてくださいね。」と先生が受講生に言ってくださいました。
もちろん、次男くらいに能力が低いと、本人が相談できることはないわけですが、保護者には心強い言葉です。
ありがとうございます。

来期も次男を参加させていただこうと思います。
次男もその気です。
次男は、すでに、来期の予定表を自分の掲示版に押しピンで貼っています。

前回のプログラムに付き添って来たときに、43歳の女性の受講生のお母さんと話しました。
受講生本人は、通勤寮に住まいしているそうです。
お母さんは自宅から、本人は通勤寮から来て、待ち合わせをして、仲間つくり教室の会場にやって来たそうです。

次男が43歳になるまで20年くらいあります。
私も元気でいなくては。。。と思いました。

「仲間つくり教室」に、ひとりで来ている受講生が大部分ですが、次男には、出来る限り付き添いたいと思います。
付き添ってくれば、プログラムの内容について話しかけてやることができます。
言葉が乏しい次男には大事なことだと思います。

いまなお、小さな積み重ねを続けてやりたいです。
50年間親子をすることができるとして、半分近く来ました。
あと、半分です。



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テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

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Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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