クリンもだん美術教室特別授業 「障害児と生きる日常(58952)」
今日の午前中、私は仕事にいって、途中帰宅して昼食を作り、次男をクリンもだん美術教室特別授業に送り出すことに決めていた。
長男には私が帰宅するまで次男を”見張って”いるように頼んだ。
長男には何かと制約を与えることになってしまってすまないと思っている。
でもそうしなければ私達家族は成り立たない。
昼食は何が良いだろう、そうだ、マックにしよう。
ビックマックがいいかな。
喜ぶだろな。
息せき切って自宅のマンションのドアを開けてすぐわかった。
次男の靴がない!!
「お兄ちゃん!!次男くんは!?」
「ごめん。出かけた。。」
あれだけ頼んだのに!!
私は自分の被っていた綿製の帽子を掴み取って廊下に叩きつけた。
ヘチョ とマヌケな音がした。
「ごめんなさい。」21歳の青年が小さくなった。
しまった。また長男を傷つけた。
フォローしなくては。。。。
いや、今は次男がどこにいるのか確かめることが先だ。
次男の部屋を見回して、、、、、、
携帯電話がない。持って行っているようだ。
焦りながら私の携帯電話から次男の携帯電話にかける。
「はい。お母さんです。」いつもの次男の声。
人がたくさんいる場所にいるらしい。
「次男くん、どこにいるの?」
「鶴橋」
「次男くん、帰っておいで。お母さん、ビックマックセットを買ってきたのよ。
次男くんはまだお昼ご飯をたべていないでしょう。
だから、帰っておいで。」
「。。。。。。」
あ、電話かぁ?出てあげよ。 あ、”お母さん”って出てるわ。
!?
あ、こんにちは、次男君ね、早くから来てはって、待ってはって。それを教会の人が見つけてくれはって、教室を開けてくれはったんですよ。
あ、あの、クリンもだん美術教室ですか?
そうです。
すいません。早く出かけてしまって、
ああ、いいですよ。
すいません。お昼ご飯も食べさせてないんです。
お昼ご飯を食べさせてやっていただけないでしょうか。
ああ、はい、はい。スタッフといっしょに食べてもらいますから。
すいません。お手数をかけてすいません。
次男の居所を確認して昼食もご馳走していただけることになって
ほっ
その様子に聞き耳を立てていた長男も ほっ
長男と少し話して、いっしょにハンバーガーを食べて、コーラを飲んで、フォローになったかどうかわからないけれど、なんとなく事態は修復できたような感じ。
廊下に叩きつけたままだった帽子を拾って被り直して仕事に戻った。
私達の毎日って、まったく、まったく、ヤレヤレの連続だわ。
仕事が終わって帰宅して、
ゴーゴー眠っている次男を発見。
そりゃ、冒険しましたものね。
教室が開いていなくて、誰もいなくて、ビックリしたでしょう。
スタッフの皆さんとお昼ご飯を食べて、楽しかったでしょう。
美味しかったでしょう。
今日も無事でしたね、次男君。
今日の作品

これはナニ??
「人形」ですって。
そう言われれば、そう見えなくもないけれど~~~~

コメントの投稿
よかった~お疲れ様^^
一件落着でよかったね^^
綱渡りのような日々。 一緒に安堵してくれる長男さんがいてくれてよかったですね。
私も姫がいてくれて よかったと思います^^
Re:よかった~お疲れ様^^(07/30)
>綱渡りのような日々。 一緒に安堵してくれる長男さんがいてくれてよかったですね。
>私も姫がいてくれて よかったと思います^^
-----
いつか、退屈なくらいに平穏な日々を送りたいものですわ。そしたら途端に呆けるかもね。ワハハ