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H田先生 「障害児の親として(10946)」

次男の中学校時代のH田先生から暑中見舞のハガキをいただいた。

次男が就労したことは、やはり先生からいただいたハガキに返信する時にお知らせした。
今は、勤務が続いているかと心配してくださっているのだろう。


H田先生は、養護学級の嘱託契約の先生だった。
養護学級の担任はY村先生だった。

地元の中学校に養護籍で通学していた中学校時代は、今から考えると過酷だったと思う。
障害をもった次男だけでなく、中学時代は普通の能力を持った生徒にも必要以上に過酷な時代だと思う。
長男の授業参観に行くと、無意味だと思われるくらい退屈な授業が延々と続くのに驚愕した。
特に英語の授業は拷問のようで、英語教諭の発音のマズサには閉口した。
近所のオバサンがサンダルをひっかけて夕飯の買い物にお惣菜屋さんに来たようないでたちの教諭の姿・恰好にも驚いた。
緊張感は微塵もなかった。

保護者が見にきている日でコレならば、通常授業の時はいかほどかと思いやられた。
養護学級で授業を受ける次男は恵まれていると思った。

次男と他の生徒との関わりは、小学校時代と一変して、極端に減ってしまったことは、次男には辛かったかもしれない。
中学校ではじめて次男と同じクラスになった生徒にとって、次男は、関わりたくない存在であったろうし、小学校時代から顔見知りの生徒にとっても、自分のことで精一杯な時代にあって、負担を感じる存在であったろう。
その分、先生方には大変ご苦労をおかけしたし、本人も苦しかったと思う。


高校は養護学校に進学して本当によかったと思う。
養護学校の様子を知って、中学校も養護学校にしてやればよかったと思ったが、当時はソレがベストの選択だったと思っていたし、次男は充分に恵まれていたと思う。


Y村先生とは懇談等で、よくお話する機会があったが、H田先生とはたぶん、一度しかお会いしたことがない。


それでもずっと気にして下さってハガキを下さる。
次男の毎日を知らせたいのだけれど、さて、なにから話せばいいのやら。

ずっと、気にしてくれる人がいてくれるってうれしい。
次男にはそういう人がたくさんいる。
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Re:H田先生(07/29)

誰かが気に掛けて下さっているって、本当に嬉しく何だか心強いでしょうね
次男君は人に恵まれるというお金では買えない運?を持っているのですね

Re:H田先生(07/29)

私も1年だけご一緒だった嘱託の養護の先生とは気があって未だにお付き合いがあります。
進路相談にものっていただきました。
長女のことを気にかけてくれる人がいるって本当に嬉しいですし、有り難いと思います。

Re[1]:H田先生(07/29)

紗綾形鈴子さん
どうしてなのか、次男自身の運なのか、親が早くに開き直って、立場をハッキリさせたせいなのか。
応援してくれる人がたくさんいます。うれしいです。

Re[1]:H田先生(07/29)

kukuminnさん
ずっと大切にしたい縁です。お手紙を書かなくては。
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Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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