10年後、20年後も同じ風景があること 「社会人の障害者であるわが子との日々(1297)」
病院で受診を待つ間、次男はおとなしく本を見ていた。
備え付けられた本棚から、幼児用の可愛い本を次々と取り出して見ていた。
乳幼児期の身体障害児がバギーに乗せられて、お母さん達と何人もやってきた。
今日は彼らの受診日でもあったのだ。
次男の表情は穏やかで、姿勢も良くて、体格も良くて、手足がすんなりとしなやかに伸びていて、幼児から大人までさまざまな年齢の身体障害者がたくさんいる空間でとても目立っていた。
次男は10年後も20年後もこうして受診を待っているだろう。
10年後は34歳で、20年後は44歳だけれども、やはり可愛い本や可愛いぬいぐるみが好きだろう。
次男の身体は老いていくけれど、次男の心はずっと6歳に届かない。
この現実は、残酷である。
悲しくてならない。。。と感じるときもある。
それでも、こんなに良い息子に育ってくれてありがたいと思っている。
備え付けられた本棚から、幼児用の可愛い本を次々と取り出して見ていた。
乳幼児期の身体障害児がバギーに乗せられて、お母さん達と何人もやってきた。
今日は彼らの受診日でもあったのだ。
次男の表情は穏やかで、姿勢も良くて、体格も良くて、手足がすんなりとしなやかに伸びていて、幼児から大人までさまざまな年齢の身体障害者がたくさんいる空間でとても目立っていた。
次男は10年後も20年後もこうして受診を待っているだろう。
10年後は34歳で、20年後は44歳だけれども、やはり可愛い本や可愛いぬいぐるみが好きだろう。
次男の身体は老いていくけれど、次男の心はずっと6歳に届かない。
この現実は、残酷である。
悲しくてならない。。。と感じるときもある。
それでも、こんなに良い息子に育ってくれてありがたいと思っている。
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