映画メモ-「イエロー・ハンカチーフ」
「イエロー・ハンカチーフ」:The Yellow Handkerchief
2008年アメリカ映画。
山田洋次監督の名作『幸福の黄色いハンカチーフ』のリメイク。
日本公開は、2010年6月26日
あらすじ:刑務所を出たばかりのブレット(ウィリアム・ハート)は、街で若い男女ゴーディ(エディ・レッドメイン)、マーティーン(クリステン・スチュワート)と知り合う。奇妙な縁でドライブする事になった3人は、やがて自分たちの事を話し始める。じつはブレットには、かつて愛した妻にもう一度だけ聞きたい事があった。
ウィリアム・ハートは、「白いドレスの女」(1981)、「キング 罪の王」(2005)、「インツゥーザワイルド」(2007)が印象に残っています。
クリステン・スチュワートは、「トワイライト」「イントゥ・ザ・ワイルド」でもそうだけれど、ネクラな少女の役がぴったり。
マリア・ベロは、「ハムナプトラ3」しか知らなかったから、驚いた。同じ2008年に全く雰囲気のちがう役柄を演じていたのか。女優さんはすごい人種だ。
エディ・レッドメインは、父の愛人にインディアン居留地で育てられ、自分の居場所が無くて自分を卑下してしまう青年を演じたけれど、生粋のイギリス人で、しかも貴族階級か大金持ちの坊ちゃんらしい。イートン校でウィリアム王子と同級生。ケンブリッジの トリニティ・カレッジ卒業。美術史専攻だけど。舞台でローレンス・オリヴィエ賞 も受賞歴がある。全く自分の素養にないものを演じたわけだ。