アメリカのお金持ち 「障害児の親として(10946)」
W・バフェット氏、ゲイツ財団に300億ドルを寄付
投資会社バークシャー・ハザウェイ(Berkshire Hathaway)の最高経営責任者(CEO)でフォーブス(Forbes)の長者番付に毎度名を連ねることでも有名なウォレン・バフェット氏(75)(Warren Buffett)が米国時間6月25日、バークシャー・ハザウェイ(Berkshire Hathaway)の株式を5つの慈善団体に寄付する意向を明らかにした。
この中にはMicrosoftの会長ビル・ゲイツ氏(Bill Gates)が運営するBill & Melinda Gates Foundationが含まれており、Reutersの報道によれば、同財団への寄付額は300億ドル相当にものぼるという。
寄付総額の推計が4.3兆円

ウォレン・バフェット氏(75) ってだあれ???
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウォーレン・エドワード・バフェットは裕福なアメリカ人投資家で経営者である。オマハの賢人とも呼ばれる。バフェットは抜け目のない投資、特に彼が38パーセントの株を保有している会社バークシャー・ハサウェイを通じての投資で莫大な財を築いた。彼の資産は時価で420億ドル程度とされ、これは、フォーブスのランキングにおいて、マイクロソフト会長ビル・ゲイツに次ぐ世界2位である。
莫大な富にかかわらず質素な生活をおくっていることからもバフェットは有名である。バフェットは1957年に31500ドルで買ったオマハの郊外の同じ家に住み続けている。バフェットが手にするバークシャー・ハサウェイ会長としての報酬は年10万ドルであり、これはアメリカ標準と比べて極めて慎ましやかなものである。
バフェットは、彼の死後、彼の資産のほとんどはバフェット財団に渡るであろうと明言した。彼は、巨大な資産が相続されることに反対している。バフェットの妻が2004年に死んだとき、26億ドルと評価される不動産の大半はバフェット財団に渡った。
スケールの大きい話ですね。金額が大きすぎて想像できません。
中岡望(なかおか・のぞむ)氏の記事によると、
アメリカの慈善家たちー日米の違い
日本とアメリカの大きな違いは金持ちの行動様式かも知れません。日本でも大金持ちはいますが、そうした人々が慈善事業など社会に富を還元したという話はあまり聞きません。日本とアメリカの力の差は、財団にある気がします。アメリカには多くの民間研究所があります。そうした研究所は、多くの財団(ファンデーション)から献金を受け、研究を行なっています。そうした研究の成果が政府の政策に生かされていくのです。ですから、日本のように政策立案が役人の独占になっているのとは基本的に違うのです。また、研究所はそれぞれ政治的、理念的な立場を明確にしています。たとえば、リベラルはブルッキングス研究所とか、保守的なヘリテージ財団といった表現が自然に出てきます。彼らは政策立案で競い合っているのです。もちろん、これ以外にも多くの慈善団体、施設があり、アメリカのお金持ちは、進んで献金します。その背景には、アメリカ社会はキリスト教の社会であり、持てる者が持たざる者に手を差し伸べるのは義務だという考え方があります。もちろん、税制の違いもあります。今回、アメリカの金持ちがどれだけの献金をしているか、お知らせします。
2000年から2004年の間の献金ランキングです。
1位 ビル・ゲイツ夫妻 100億8500万ドル
2位 ゴードン・ムーア夫妻 70億4600万ドル
3位 ウォレン・バフェット 27億2100万ドル
4位 ジョージ・ソロス 23億0100万ドル
5位 ジェームズ・ストアーズ夫妻 13億4600万ドル
6位 エリ・ブロード夫妻 13億3300万ドル
7位 マイケル・デル夫妻 9億3300万ドル
8位 アルフレッド・マン 8億3000万ドル
9位 ポール・アレン 7億3500万ドル
10位 ウォルトン・ファミリー 6億5000万ドル
1位のビル・ゲイツ、メリンダ・ゲイツは、マイクロソフト社のゲイツ夫妻です。ビル・ゲイツは、アメリカ最大のビル・ゲイツ・ファンデーションを持っています。彼は、世界最大の金持ちでもあるのですが、同時に世界最大の慈善家でもあるのです。同じIT関連で金持ちになり、その額を誇示している日本の若い実業家もいますが、そうした人が慈善活動に積極的に関わっているとは思えます。(原文のままです。思えません のほうが私には意味がわかりやすいのですが。。。)以前、シアトルのワシントン大学に行ったとき、あるビルが建設中でした。メアリー・ゲイツ・ビルと言う名前で、大学の施設の1つでした。メアリーはビルの母親の名前です。大学に寄付することで、大学教育を支援しているのです。
中略
こうした寄付ランキングのリストを見ていると、なんだか日本人の心の貧しさを感じます。「ノブリス・オブリージ」、「貴族あるいは社会の指導者は、それに見合う責任がある」という意味です。指導者は自らの利得に走り、金持ちは金儲けの亡者になっている社会には、高貴な心持った人間は存在しないのかも知れません。西武グループの総帥堤義明氏は何度も世界有数の資産家と報道されましたが、彼が社会に何かを還元したという話は聞いたことがありません。資本主義社会は、弱肉強食の社会です。勝者の数以上に敗者がいる社会です。だからこそ、勝者は社会に対して何かを還元する、あるいは慈善活動をするということが意味を持ってくるのです。どのような社会も「分かち合う精神」があって、初めて成立するのではないでしょうか
中岡望の目からウロコのアメリカ
まったくです。
日本では、京セラの会長さんが、被虐待児のための入所施設をつくったり、
クロネコヤマトのスワンベーカリーとかがありますね。
中岡望氏言うところの、高貴な心持った人間 がたくさんに増えてくれたらいいのに。
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Re:アメリカのお金持ち(06/28)
円に換算するのは 恐ろしい。
お金・・・。
さあ がんばろうっと
Re[1]:アメリカのお金持ち(06/28)
> さあ がんばろうっと
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私もがんばろっ!!
りきkkぱぱさんに同じくです
Re:りきkkぱぱさんに同じくです(06/28)
>塵も積もれば・・・の精神で、私もがんばろ!
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いつか、高貴な心持った人間 になりたいですね。