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ジーンズをひとりで選びました 「障害児と生きる日常(58952)」

ビックリすることがありました。

昨日から予定していたことですが、午前中に次男とジーンズを買うためにユニクロへ行きました。
次男は次男の自転車に乗って、私は長男の自転車を借りていきました。
私の自転車は、修理が不可能なほどにチェーンが壊れてしまいました。
すいませんねぇ。
こき使いましたからね、自転車君。
成仏してください。

自宅からユニクロまでは、ケッコウな距離がありますが、私達は平気です。
二人とも自転車に乗るのが好きです。
次男が自転車に乗ることを特訓したのは、小学校の3年生ころです。
パパに頼んだのですが、してくれなかったので私がおしえました。
おバカな人でした。
次男の可能性を信じていなかったようです。
でも親が次男にかけなくてはならない労力の大きさはすぐに察しがつくほどには賢かったのです。


途中からは、次男が先に走っていきました。
私はついていけませんでした。
ドンドン離されてしまいました。
私がユニクロの店舗に着いて、ジーンズのコーナーに行くと、次男が見えました。
”あ、いた、いた”と近づいてビックリ!!


次男は買い物カゴにジーンズを2本入れて試着室を使う順番を並んで待っていたのです。
「次男くん、自分でえらんだの?」Ӥä

次男は無言で私を見つめました。
「次男くん、自分でえらんだの?」もう一度訊くと、

「選んだ」

「そう、えらいね」といったものの
”え~~!ホンマかいな”と私。

サイズと調べて見ると、002スタンダードストレートジーンズの32インチと30インチでした。

”合ってる”Ӥä
次男が今はいているジーンズは、001ゆったりめストレートジーンズの31インチです。
マンションの廊下を歩く次男の後姿を見て、「そのジーンズ少し大きかったね。ウエストがゆるいね。次男くんはスリムだもんね。それ31インチだったよね。30インチでもいいかもね。」と話しかけていたのでした。
もちろん、次男が聞いているとは思っていません。
でも、私はいつも思ったことは口にすることにしていますので、その時もそうしました。

近くにいた女性店員に、「すいません。ご存知ないとおもうのですが、この人、このジーンズを自分でえらんだのかどうか、、、ご存知ないですよねぇ???」

女性店員は、当然のことながら、「すいません。わかりません。」

私は慌てて、「いいの。いいの。ごめんなさい。変なこと言って。」次男を空いた試着室に促しました。

次男に30インチのジーンズを渡しました。
試着したジーンズは次男にピッタリでした。
色はインディゴブルー。

今、履いて来たジーンズはディープインディゴブルー。
”ああ、次男くん、この色が好きだったんだ。”ޤݤ

店員さんにスソを折ってもらって、印に安全ピンをつけてもらいました。
「次男君、30インチを買いましょう。32インチは大きいから買わないわ。」と次男に話しかけました。
次男は無言でした。

もとのジーンズに着替えてから、ジーンズを2本買うと1000円安くなることに気がつきました。
そして、試してみたくなりました。

「次男くん、もう1本、ジーンズを買うよ。もう1本選んでちょうだい。」と次男に言いました。

次男は迷わず、サッ手を伸ばして、002スタンダードストレートジーンズの30インチを取りました。

私は、泣きそうになりました。㤭Ф

次男には、1本のジーンズを買うのに足りるだけのお金しかサイフに入れさせていなかったので、私がお金を足してレジで支払いました。
次男がモタモタしながらお金を出すのを店員は待ってくれました。
もちろん、レジが込んでいたら私がサッサとします。

次男にスソ直しが出来るまで待たせるのはさすがに気の毒なので、先に帰らせました。
それもまた心配でドキドキなのですが、仕方ありません。

スソ直しの出来たジーンズ2本を持って帰る途中、たこ焼きをたくさん買いました。
ジーンズを自分で選んだ次男と自転車を貸してくれた長男におみやげです。ää
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Re:ジーンズをひとりで選びました(05/28)

やったね~! 次男君、すごいじゃないですかぁ~。 嬉しいですね、こういう瞬間。
うちの息子もそうですが、私がひとり言のように言っている言葉をちゃんと聞いていて、そのように動いたりしています。 何気ない言葉もちゃんと聞いているんですよね~。 

Re[1]:ジーンズをひとりで選びました(05/28)

ねこ丸5号さん
うれしかったんです。本当に、うれしくて、うれしくて。何度も行っている場所って大事ですね。たとえ近くにお店が出来てもここに買いに来ようと思いました。

Re:ジーンズをひとりで選びました(05/28)

こんにちは。
そのときの光景が浮かんできます。
「私は、泣きそうになりました。」で、つい声に出して笑ってしまいました。すみません。
次男さん、そのジーンズがお気に入りなんですね、きっと。
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Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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