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別れは突然にやってきた 「社会人の障害者であるわが子との日々(1297)」

次男はすでに出かけました。
作業所に向かいました。
次男にもともと備わった性格なのか、あるいは、幼児のころから退屈させないように心がけてきたせいなのか、次男は嬉々として出かけていきます。
ありがたいです。

今日は、いつものように作業所に出勤して、帰宅して、シャワーして、食事して、あとはリラックスタイムです。

明日は、いつもとは違います。
帰宅して、シャワーしたら、黒のズボン、白いワイシャツに着替えて、黒いネクタイをポーチに入れて、再び出かけます。
お通夜にでかけます。


亡くなったのは、次男が木曜日、金曜日に勤務している事務所の関係者です。
重度の身体障害でした、
私は、一度か二度、会っただけですが、次男は良く会っていて、たびたび社内旅行でも一緒でした。
バギーに乗っておられました。
次男は、コップとストローを支えてお茶を飲むのを手伝ったり、靴を脱がせたりしていたそうです。
次男は、手足が長くて、力もあるので、バギーの移動を手伝ったりしていたそうです。

次男の落書帳にバギーに乗った「ダイスケ」くんの姿があります。
次男にどれだけのことがわかるのか、わかりませんが、明日は、事務所まで一人で行くと、お通夜に事務所のスタッフが連れて行ってくださいます。
次男より7歳年長でした。
ダイスケくん、ありがとうございました。
ご冥福を祈ります。


追記

ダイスケくんは、事務所で次男が作業しているのを見ると、”僕にもなにかやらせてほしい。”という表情をしたそうです。

人はそういうものだと思います。
誰かが何かしていたら、自分もしたくなって、何かが出来たら嬉しいし、役に立てばなお嬉しいし、「ありがとう。」って言われたらなお嬉しい。

自分が助けてもらったら、「ありがとう。」って言って、なにかお返しできたらいいなぁ。。。って思って。

そんなことの繰り返しが楽しかったり、嬉しかったり、時には負担であることもあるだろうけれど、そのやり取りの中に、常に次男を居させてやりたいと思います。





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プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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