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マスク 「障害児と生きる日常(58952)」

今朝、長男が一度玄関を出て行ってから戻って来た。
「マスク~~」と叫んでいる。
花粉症用のマスクのことだ。
私が買った時と同じ袋に入ったままのマスクを玄関に持って行って、袋の中からマスクを1枚だそうとモタモタしていたら、次男がマスクを1枚持って走ってきた。

「ハイ!」と嬉しそうな顔で長男に差し出したのだが、「それと違う!!」と長男を怒らせてしまった。

サッとマスクを持ったまま居間に走って戻る次男。
私が長男に「そんな言い方をしてやったらアカン!!まず、ありがとうって言ってやり!!」と大きな声を出した。
長男はバツの悪い顔。

長男も専門学校を卒業したのだが、就職が決まっていない。
イライラしているのだ。
長男の焦りや苦しさもわかる。
無言で玄関を出て行った。

居間に帰って次男の顔を見る。
次男に「お兄ちゃん、あんな言い方したらアカンねぇ」と話しかけるが、次男は「ごめんなさい」と言う。
間違えて叱られたことだけを理解している。

叱られても怒られても次男は長男が好きらしい。
私の胸がきゅっと痛くなる。
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Re:マスク(03/24)

私ね最近ね良く思うのです
私の姪も春から高校生になります
それも高知市内では有数の私立へ入りました
お勉強はとっても良く出来るし素直ないい子です
でも、一人でバスの乗り方も知りません
タクシーで一人で帰る事すら出来ません
(運転手への説明ができないんですね)
家事もなに一つお手伝いが出来ません
一方、光の村の子ども達は自分の事は自分でやります
関西方面から一人で電車を乗り継いで光の村まで
帰って来る子も少なくありません。
作業実習へ行っても、キチンと挨拶でき
終了の時にはみなさんへ頭を下げて
作業で使って頂いたお礼を言えています
方やIQ200です、方や知的障害児です
今の教育ってこうなんですね
IQが高くっても何もできない子が上なんでしょうかね?
勉強さえ出来たら、親は子供になに一つさせなくっても
平気なんでしょうか?
色々と考えされられました。

二男君の心は素直でまっすぐです
間違いもありましょうが
その心がステキです
高知障害者国体の時のオープニングで
光の村の和太鼓の隣に、聾唖学校の生徒がおりました
中度判定を受けている光の村の自閉症児が
聾唖の子に「太鼓やかましくてごめんね」と言いました
あの風景が思い出されましたです

Re[1]:マスク(03/24)

光の村のはちきんおばさんさん
いつも、ありがとうございます
プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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