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見てきました-映画「彼女の名はサビーヌ」 「障害児の親として(10946)」

今日、次男がデイサービスに行っている間に、映画「彼女の名はサビーヌ」を見てきました。

映画「彼女の名はサビーヌ」-自閉症の妹に捧ぐ

小さな、小さな映画館でした。
観客は1/3くらいでしょうか。。。

ドキュメントフィルムは、残酷な現実を容赦なくスクリーンいっぱいに見せてくれました。
観客は、身動きする気配がまったくありません。
咳ひとつ聞こえません。

美少女で、バッハを弾き、読み書きできて、話せて、ダンスして、家族のためにセーターを編み、スクーターを運転していたサビーヌはまったく別人になっていました。

”特別な子のための学校”へ通っていたサビーヌを両親は、12歳のときに姉妹たちの通う普通の学校に転校させたそうです。
サビーヌは、自傷、他傷、運動場で服を脱ぐ等の問題行動を起こすようになり、半年程で退学したそうです。
それから、27歳まで家で過ごしたそうです。
兄弟達が独立して母と二人だけで生活するようになると、問題が大きくなり、精神病院に入院させなければならなくなったそうです。

姉で監督でナレーターのサンドリーヌは、「両親は、サビーヌの障害に気がついていなかった。」と言いましたが、”そんなバカな!”と感じました。
美少女でも、読み書きが出来ても、お話が不自由なく出来ても、時折見せる独特の表情は、間違いなく自閉症なのです。

そう思うのは、私が長く「自閉症児の母、自閉症者の母」だからでしょうか。。

本当に、12歳から27歳まで在宅させるしかなかったのでしょうか。

11人兄弟が次々と独立していくと、見捨てられたように感じたらしいサビーヌ。
いずれ、必ず、兄弟達は独立するのは必然だったはず。
独立していく兄弟達の代わりに、たくさんの人達と出会わせる工夫は成り立たなかったのだろうか。

同じことが次男にも言えます。
独立していく兄、先に死ぬ母の代わりに、出来るだけ多くの出会いを、働く場所を、楽しむ場所を、終の棲家を用意してやりたいです。
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Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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