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やっぱり自閉症だなぁ。。と思ったこと 「障害児と生きる日常(58952)」

次男の知能の低いこと、言語をつかって意思の伝達が難しいことは、常に感じていることですが、自閉症であることは少し忘れていました。

今日は、思い出しました。

美術教室から帰宅して、牛乳を切らしてしまったので、次男に買ってくるように頼みました。
次男に、いつも飲んでいる牛乳パックの空パックを見せて、「コレをお願いね。」と言いました。
次男は、「はい!」と返事して出かけてくれました。


次男の帰りを待っていると、少し時間がかかっているなぁ。。と思いました。
やがて、マンションの屋外階段を上る次男の足音が聞こえましたが、いつもと雰囲気が違っていました。

あ、なにかあったな。

玄関ポーチの扉が開く音がして、ドアホンが ピンポーン! と鳴りました。

おかしい!!
鍵をもっているのに!!

急いで玄関に走って行ってドアを開けました。
次男が飛び込んできて、残念!!と叫んで、リビングに走って行きました。
次男は、ス-パーマーケットの袋をテーブルにドン!と音をたてて置きました。
袋の中身を見ると、いつもの牛乳パックとは違う銘柄の牛乳パックが入っていました。

ああ。わかりました。
次男は、私が指示した牛乳パックがなかったので探していたのでしょう。

次男に、「レシートは?」と訊くと、「レシートない!」と、息を切らしながら返事をしました。
次男の狼狽ぶりが想像できました。

次男に、「大丈夫よ。これでいいよ。」と言って慰めようとしました。
次男は、「失敗!」答えました。
「失敗じゃないよ。OKだよ。」と繰り返して言いましたが、次男は納得出来ないようでした。

夕食が終わって、入浴を終えた次男は自分のベッドでゴロゴロしていました。
夕食の片付けを終えてから次男の様子を見に行きました。
額に手を当てて「次男くんは今日も頑張ったね。」と言ってやると、「うん!」と返事をしました。

私は、少し、空気を変えたいと思いました。
次男に見えるように、大袈裟なジェスチャーをしてから、次男のベッドにダイビングしました。
私は、次男をギューと押しつぶしました。
次男は、ウフフフフ~と声を上げました。
もう一度次男の額をナデナデしてから、ベッドを降りました。

「お母さん、もう一回、跳んでいい?」と訊くと、次男はサッとベッドを飛び退きました。

次男は、「逃げちゃった!」と言って大笑いしました。

「ほんとだぁ。次男くん、逃げちゃった。」と返すと、

「次男に、逃げられちゃった!!」と次男は言って大笑いしていました。

やっと、気持ちの切り替えが出来たようです。
やっぱり、自閉症なんだなぁ。。。と思いました。
ちょっと、忘れていましたね。

でも、いいじゃん。
コレくらいなら、混乱してもいいなぁ。。と思います。
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Re:やっぱり自閉症だなぁ。。と思ったこと(05/31)

ママさんお久しぶりです。
次男くん、違う銘柄の牛乳を買ってくるなんて、
知能がそこまで低いとは思えないんです。
自閉症って、何が何でもその銘柄にこだわって
しまいがちな気がするのですが・・・。
売っていなかったから何も買ってこなかった・・と
いうより私はとっても嬉しくなってしまいました。
成人になるとやっぱり『さすが!』と思えてしま
います。

ママさんと次男くんのベッドの上でのやりとりが
とても温かい気持ちにさせてくれました。

忘れられることが・・

何とも・・ウラヤマシイです。
ウチは、原点が、自閉症ですから・・。

たまには、話から逸れたいような・・。><)

Re[1]:やっぱり自閉症だなぁ。。と思ったこと(05/31)

sugar’sママさん
>ママさんお久しぶりです。

お久しぶりです。(^^)

>次男くん、違う銘柄の牛乳を買ってくるなんて、
>知能がそこまで低いとは思えないんです。
>自閉症って、何が何でもその銘柄にこだわって
>しまいがちな気がするのですが・・・。
>売っていなかったから何も買ってこなかった・・と
>いうより私はとっても嬉しくなってしまいました。
>成人になるとやっぱり『さすが!』と思えてしま
>います。

次男は、スーパーマーケットで、困って、唸っていたかもしれませんね。
牛乳パックを見せないで、ただ、「牛乳を買ってきて。」と指示してやればよかったですね。
悪いことしちゃいました。

>ママさんと次男くんのベッドの上でのやりとりが
>とても温かい気持ちにさせてくれました。

いやぁ。。お恥ずかしい。
もし、グループホームや入所施設に入所していたら、職員さんには、お願いできないことですよね。
次男に、自己回復力をもたせてやりたいです。
悩みは、形は変化しても、なくなりませんわ。
ヤレヤレ(+_+)

Re:忘れられることが・・(05/31)

てんでつむじ風さん
>何とも・・ウラヤマシイです。
>ウチは、原点が、自閉症ですから・・。

ちょっと、忘れていました。
また、思い出しましたわ。(+_+)

>たまには、話から逸れたいような・・。><)

次男の中で、自閉症と知的障害の割合が変化してきました。
どちらも、なくなることはないですが、生活がし易いように変化してくれたらいいのになぁ。。と思います。
プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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