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ねむの木こども美術館-NHKTV新日曜美術館 「障害児の親として(10946)」

昨夜、たまたま、NHKTV 新日曜美術館 を見た。


誕生!ねむの木こども美術館
~宮城まりこ 80歳のメッセージ~


私には、”ねむの木学園”と聞いただけで胸がギューと痛くなる理由がある。
次男が4歳ころだろうか、母が毎朝、毎夕、電話をかけてきて、「次男はしゃべったか、しゃべらないのか、しゃべらなかったらどうするのか、施設に入れるべき」と私を攻めたてていた。

私は、ノイローゼ気味だったのかもしれない。
今の私ならば、瞬時の言い返せる言葉を持たなかった。
言われるままに、アッチコッチに電話をかけて次男を預ける施設を探した。
ココはと思う場所は見つからなかった。
そして、電話で事情を聞いてくれたすべての職員さんたちは、せめて6歳まで頑張ってはどうか。。と言われた。

母が業を煮やして、「ねむの木学園に電話しろ」と迫った。
静岡県の掛川は遠い。。。遠い。。。

「私は一緒に言ってあげるから、面接につれて行こう」と言う母。

遠い静岡に4歳に成るかならない子を預けろという母。

遠くに預けたら、頻繁に会いに行ってやれない。
今、次男を預けたら、次男は私の顔を忘れ、自分の名前を忘れるかもしれない。。。

そういうと、

忘れてくれたら好都合やないの。
忘れてくれたほうが、いいやないの。


と母はいった。

預けるのではなく、捨てよ。  と言っていたのだとやっとわかった。


ねむの木学園に電話すると、職員さんが運動会の日を教えてくださって、その日に本人と保護者で来てはどうかと言われた。

私達は行かなかった。
母には、今、次男を手放すなら、自分の手で殺すと伝えた。

とにかく、母を黙らせたかった。

殺すよりは、預けるべきだと思うが、安易に、”良い施設があるから預けたらいいじゃない”という発想は私にはできなかった。

あの時手放していたら、昨夜TVに写ったねむの木学園生のなかに、次男がいたかもしれない。
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Re:ねむの木こども美術館-NHKTV新日曜美術館(10/29)

宮城さんの健康状態を心配していますんですが
私立養護学校の全国連合会のようなものがあり
年に一回どこかの学校で会合があるのです
こちらでやった際に宮城さんは病気で動けないと
言われて他の方が来られていたようでした。

預けなくって正解でしたね
福岡の学園には引越してでも通わせたいと言う親子が
全国から集まるようですが・・・
お母さんの言う通りに預けなくって正解でしたね

Re[1]:ねむの木こども美術館-NHKTV新日曜美術館(10/29)

はちきんmamaさん
どうしてもの時は、捨てるのでなく、預かってもらったらいいと思います。
でも、捨てちゃだめですね。

Re[2]:ねむの木こども美術館-NHKTV新日曜美術館(10/29)

Protea Mamaさん
>はちきんmamaさん
>どうしてもの時は、捨てるのでなく、預かってもらったらいいと思います。
>でも、捨てちゃだめですね。


そうですね
でも施設へ預けるのは・・・・
福祉施設や児童施設ではなく
里親をお探しになられたら良いと思いますね
今は「療育里親」という資格を持った方がいらっいます
里親さんは施設とは子どもへの愛情が違うでしょうね
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ainote/satooya/index6.html" target="_blank">http://www5f.biglobe.ne.jp/~ainote/satooya/index6.html


仰るとおりに捨ててはいけませんね
たしかに限界を越す苦労や経済苦もあります
息つくヒマもないほど次々と苦労が
襲い掛かってくる時もあります
一体いつになったら晴れの日があるのだろうか
と途方に暮れてしまう時もありますし
自分だけは 幸せにはなれないんだろう としか
思えない時もありますよね
1日でいいからグッスリと眠りたいという思いから
子どもへ虐待が始まる場合もあります
でも、捨てないで欲しいです
色々なものを利用する事は決して悪いことでもなければ
母性を失った悪行でもありません
色んな方の手をお借りする事であると捉えて
少しでも良い方法を見つけて欲しいと願いますね

Re[3]:ねむの木こども美術館-NHKTV新日曜美術館(10/29)

はちきんmamaさん

施設には、充分な人手、充分な予算がほしいです。
奮闘されている人達が疲れてしまわないように。
子ども達が傷を癒せるように。

プロフィール

Protea Mama

Author:Protea Mama
7年余、楽天ブログを書いていました。いろいろな機能が終了になるということなので、FC2ブログに移動しました。楽天ブログには「フリーページ」があります。大変ありがたい機能ですので、楽天ブログも大事に置いておこうと思います。良かったらご覧ください。

私が「障害児の親になったのだ。」と気づいた頃は、情報を得ることが難しくて、子の将来の姿も、自分の将来の姿も想像できませんでした。どんな未来が待っているのか、不安で不安で。だれか、知らせて。だれか、見せて。。。と誰かをつかまえて訊きたかったのです。だから、今の次男の様子を書いておこうと思います。それを読んで、ガッカリする人もあるかもしれません。安心する人もあるかもしれません。ともかく、私達は今、生きています。親子無理心中事件は起こしませんでした。これからもないことを願っています。次男は、コロニーや施設ではなくて、街中で生活して、成人して、やがては老いていく初めての世代の障害者だと思います。どんな生活が有り得るのか、親亡き後の次男の生活は幸福なものになるのか。次男に親を独占されて、すね気味に大人になってしまった長男を真に解放してやることができるのか。。手探りの毎日です。

希望は強い勇気であり、新たな意志である。

すべてのことは、願うことから始まる。

我々にとって深遠なものは、逆の相の下に隠されている。生は死の下に、愛は憎しみの下に、義は罪の下に、力は弱さの下に隠されている。

いずれも、マルティン・ルター の言葉です。
私はクリスチャンではありませんが、とても良い言葉だと思います。

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