心理学で言うところの「父親殺し」「母親殺し」とは、
平たく言ってしまうと、
「親がどんな人間でも、それがどうした。
俺は、俺。(私は、私。)」
と思えたときに完結するのではないかと思う。
親の存在や親から受けた影響はとても大きいのだけれど、
それでも、なお、
それがどうした。
と言う時がやってくる。
父の影、自分が受けついているであろうDNAよりも、自分で見つけた力が上回ったときに、
それがどうした。俺は、俺や。
と声に出すことができるのだと思う。
「父殺し」「母親殺し」というのは、親の心理的支配から抜け出すこと。
拳で、なにかを グシャッ!! と叩き潰して、
フンッ! と鼻で笑ってくれ。
長男の世界が大きく開くのはそれからだと思う。
テーマ : 障害児、障害者の兄弟、姉妹
ジャンル : 育児
記事メモ-徘徊者をGPSにつないだら
私が苦手なSF映画の中だけのことだと思っていたが、携帯電話、スマートフォンの発達と、9.11などのテロ事件が一気に社会の様相を変えてしまった。
犯罪者でもない一般人の行動が監視されるのは、不気味であるけれど、見守りたい人がいる場合は、必要なことだと思う。
次男のように、たくさんの人達に少しづつ助けていただくことが必要な人は、プライバシー保護をある程度犠牲にしなくてはならないと思う。
次男に小さなGPSを持たせている。
次男のウェストポーチに入れて、「次男くん、このまま、入れておいてね。」と言っている。
次男は、「はい。」と返事をするけれど、不納得なのだ。
”なんで、こんなものを持たされにゃならんのだ。携帯電話を持っているのに。”と思っているのだ。
次男の顔にそう書いてある。
私には、それが読める。
読めるのだけれど、首からかけている携帯電話とウェストポーチに入れているGPSと、リスク回避のために二通りの探索手段を持っていてことは、よいことだと思うのだ。
もちろん、役に立つことがないままがよい。
徘徊者をGPSにつないだら
ニューズウィーク日本版 4月28日(月)12時33分配信
テキサス州サンアントニオに住むケイシー・バザードが、プライバシー保護の重要性に目覚めたのは米自由人権協会(ACLU)に勤めていたときのこと。その仕事を辞めた後も、プライバシー保護はバザードのライフワークになった。
学校が子供たちの指紋採取を求めたときは拒否したし、学校が発行するIDカードにマイクロチップを埋め込んで、生徒を追跡する計画が持ち上がったときは、他の保護者と共に反対運動を行った。
だが今年1月、迷子になりやすい自閉症児のために、連邦政府の補助でGPS追跡装置を支給する法案が提出されたとき、バザードは反対する気になれなかった。3歳半になる娘キャロラインが自閉症で、言葉を話すことができないからだ。
もちろん、私は自分のお金で用意している。
なんでも公的な補助でするべきてはないと思う。
公的な補助で、”無料”で用意されると、むやみに乱暴に粗末に扱う人がいるけれど、本当は、”無料”ではない。
すべては税金を使わせていただいているのだ。
それを勘違いしてはいけないと思う。
勘違いしてしまうと、障害者もその親も嫌われてしまう。
人はそれぞれに違うので、誰にも嫌われないことはあり得ないけれど、できるだけ「遺していく子」が社会から嫌われないようにしたい。
ブルドーザーのように
ケアマージャーとお出かけプログラムがあります。
ありがとうございます。
本当に、「親と出かける」だけでは、次男の好奇心も知的欲求も満足させることはできません。
体力的にもね。
たくさんの人の視野とエネルギーと行動力に支えられて、次男の生活は成り立っています。
とても幸運です。
ありがとうございます。
母は、ひとりで、山積みになった用事をガガガッとブルドーザーのように片付けることにします。
がんばります。<(`^´)>
漢字辞典、国語辞典、ipod touch
仲間つくり教室-26年度 開講式
公益財団法人大阪特別支援教育振興会
大げさに言うのではなくて、次男にとってはとても大事なことなのです。
毎月1回の講座を楽しみにしています。
知的障害者は、学齢期を終えると、学習の機会がパタリッ!となくなります。
知的障害者であっても、学ぶことは喜びなのです。
生涯にわたって、学ぶ姿勢を持ち続けてほしいです。
どうか、これからも、次男達に学びの場所を与えてやってください。

開講式の案内のハガキが次男宅に届いたのですが、次男が気がつかなかったようです。
それっぽく似せて、私が「開講式の案内」のハガキを作りました。
金魚と塩水浴
みんな充電するのです。
次男くんの好きな仕事が増えました。
次男は、金曜日に帰ってくると、
次男の ipod touch の充電
ケーブルTVのおまけのタブレットの充電
次男の「あんしんGPS」の充電
お母さんの iphone の充電
をしてくれます。
ずら~~~っと並べて充電して満足のようです。
もし、長男が来ていて、長男の iphone も充電させてくれたら、大大満足なのでしょうね。
お母さんの iphone も充電されているので写真は撮れないのです。
残念。(~_~;)
いよいよ真っ黒
重いわ。
私の全身がどっぷりとダークサイトに沈んでしまっても、守り通さねばならないものがある。
たとえ次男の障害が重くなっても、長男が犠牲にならずにすむように。
たとえ長男が仕事や私生活で大失敗しても、次男の明るく健康的な生活が崩れないように。
そういう段取りが整うように、頑張ってきた。
誰が何を言ってきても、二人の将来を守りぬく。
葬式も墓も、お金を遺せば引き受けてくれる。。。。。と思ったら、大間違い。
ひょっとして、介護をさせようと画策しているのか。。。
お金を山ほど積まれても、解決しないことがある。
第一、山じゃないわよ。
それくらいで、大金と言うな! と言ってしまいそう。
いや、私達の日常生活から考えると大金なんだけど、息子たちの将来を引き換えにできようか。
なめるんじゃないよ。。。。とタンカを切りそうなわたし。(-"-)
アスリートの魂-川崎宗則
だけど、この人は好きなので、見てみました。
「アスリートの魂」
かつて福岡ソフトバンクの主力打者として活躍しながら、
栄光を捨てて大リーグに渡った川﨑宗則選手。
3年目の今年、生き残りをかけて新たな闘いに挑んでいる。
昨年は、所属するブルージェイズでメジャーとマイナーを行き来し
シーズン終了後に解雇。その後再び契約したが、
キャンプにはマイナーからの招待選手として参加することになった。
「野球選手になることが夢だった。
野球選手になれて、毎日がうれしい。」
みたいなことを言っておられた。
19日の記事では、
インディアンス2-3ブルージェイズ(18日・クリーブランド)ブルージェイズの川崎は、同点適時打を放って勝利に貢献した試合後に、マイナー行きを通告された。それでも落ち込むことなく「こういうのがメジャー。今は絶好調だし、下に行っても打ちますよ」とさばさばした表情で言った。
かっこいいわ。(*_*)
デオドラント
鯉のぼり-写真を撮るのを忘れたけど
今は鯉のぼりを描いています。
テーブルに置く小さな鯉のぼりの飾りです。
まだ完成ではありません。
まだ、もう少し描き込みたいようです。
私が教室の外で待っていると、先生が描きかけの画用紙を持ってきて見せてくださいました。
鯉のぼりのウロコのひとつひとつを丁寧に色を塗っています。
一色の色鉛筆で塗るのではなくて、何色の塗り重ねて次男の色を作っています。
鯉のぼりですが、ちょっとエキゾチックです。
先生がせっかく持って来て見せてくださったのに、見とれてしまって写真を撮るのをスッカリ忘れてしまいました。
次男くん、ひとり言をフン♪フン♪
繰り返しながら描いています。
耳障りですいません。。。とお詫びすると、「楽しそうに描いてくれて、うれしいです。」と言ってくださる先生でよかったです。
良い教室があってよかったです。
居場所がないと淋しいです。
居場所があることは、本当にラッキーです。
ちょっと雨模様
ハリー・ポッター」を再現=新エリア、7月開業-USJ
花盛り
夢中
ありがとうございました。
連絡帳を読むと、
今週もゴキゲンで仕事に励んだようです。
次男がわかるように指示をしていただいて、「できる」経験を積ませていただいて、次男なりに、次男であることに自信を持っていると思います。
もちろん、支援してくれる人の中でこそ、次男の能力は発揮できるのです。
どこでも同じように頑張ることができるわけではありません。
汎化は、しないのです。
でも、次男らしく、丁寧に暮らしています。
それがどんなに幸運なことであるのか。
私は充分にわかっています。
春のコースター
ありがとうございます。
うれしいなぁ(*^_^*)
このコースターは、世界的に有名な日本の大企業の特例子会社で製作しています。
いろいろな場所で、いろいろな仕事で、皆さん頑張っておられます。
うれしいなぁ。。
本当に
「春」
のコースターですよ。

HITACH
原種タイプチューリップ
気持ち良い朝
ipod touch の バージョンアップ
次男が眠った後に、ipod touch の バージョンアップ に挑戦しました。
ipod touch を購入した当時のapple ID やパスワード を削除して最近 iphone を購入した時に作ったapple ID と パスワードで 入り直して。。。。せっかく入れてあったアプリが全部消えてしまったように見えて。。。血の気が引いて。。。次男が今一番気に入っている漢字書き取り、読み取りのアプリをまた見つけてダウンロードして。。。。消えたと思ったアプリは生きていて。。。。でも起動させたら、古いID と パスワードを要求されて。。。
ワケわからん!!!(>_<)
なんでやねん!!!(-"-)
と、投げ出しそうになったところで、すべてのアプリが 古いID と パスワード を要求しなくなりました。
なぜ問題が解決したのか??
わかりません???
ちっともわかりませんが、解決しました。
よかったです。
さんきゅです。
あ、ちがった。。。。
アップデイトしようすると、古いID と パスワード を要求してくるアプリもあります。
何でやねん!?
まぁ、使えるので良しとして、また日をおいて、取り組みましょ。
チビた色鉛筆
自分で押すなって!
やっぱりきたのか・・・鼻水
金閣寺-胸を衝かれる
「僕の内界と外界との間の扉に鍵があり、うまく開いたためしがない。
それどころか、その鍵は、錆びつてしまっているのだ」
丹後の貧しい寺の子として生まれた主人公・溝口。彼は生来の吃音のため同年代の少年たちや有為子とうまく接することができず、その苦しみは母にも理解してもらえない。
という溝口が、
私の中では、自閉症の弟がいて、弟の療育の躍起なる母がいる。。。長男にリンクしている。
私達はとても運が良い。
とんでもなく、運がよい。
本当に、次男くらいの能力の人が、こんなにイキイキと生活できる場所、仕事をさせてもらえる場所を得ることができているなんて、奇跡の範囲に入るのではないかと思う。
とんでもなく、運がよいけれど、それでも、生易しいことではなかった。
言葉にしたら、キリがない。
運が良かったと言いながら、運が良かっただけではない。。。と強く思う。
その分、無理を通したところがたくさんあります。
長男に負担をかけたところがたくさんあります。
長男を理解してやれなかったところがたくさんあって、長男の気持ちを置き去りにしたところがたくさんあります。
次男の日常を支えて、親が先に死ぬという必ずやってくる将来に備えるためには、いわゆる「ふつうの子」の何倍もの時間と細かい段取りの積み重ねが必要だった。。
長男も、無造作に放っておいて、たくましく育つというタイプの子ではなかったので、丁寧に関わって、手間を惜しんではならないはずだった。
テーマ : 障害児、障害者の兄弟、姉妹
ジャンル : 育児